あわせて売りたい、集客コストを圧倒的に下げる方法

お手本の事例

ビックカメラの処方箋

あわせて売りたい、集客コストを圧倒的に下げる方法

ビックカメラの処方箋売り場

ビックカメラの処方箋売り場

新宿のビックカメラに行ってみると、なんと処方箋の受付。 いつのまにか薬局業になってるとは・・・ てか、酒屋とかもやってるんですよね。

 

ビックカメラというと昔は安売り店のイメージ。 まぁ量販店なわけですけど、すくなくともカメラの専門店を追求したわけじゃない。 これ、私たちのビジネスでも、とーーーても重要ですよね。

ヨドバシやカメラのキタムラだってそうでしょうけど、うちはカメラ店なのでカメラか現像しかやりません。 というスタイルじゃぁない。  たぶんカメラ店として中途半端なお店は、ほとんどは環境の変化に適応できなくて淘汰されちゃったんじゃない?

 

自分はカメラ屋だ!なんてこだわりを持ってたって、お客さんにとっては関係ないですからね。 泥臭いですけど、消費者にとって必要な物を提供していくのも、大切なことですから。

ターゲットは「人軸」で絞る

 

これってクロスセルとはいわないだろうし、LTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)なんてのにも関わってくるわけです。 カメラ屋だからカメラ用品だけを売るぜ。ってのとは違いますよね。

 

1人のお客様から、どうせならたくさんお金を払ってもらおうね(はぁと)ということですね。 でもネットでは専門化が必要と言われますが、それはあくまで「人」ではなく「ネット」が主役というズレた発想だからですね。

 

カメラ屋といってもすでにカメラはメインの商材じゃないし、処方箋との関連もまったくありません。  検索キーワードにするなら「カメラ 処方箋」でしょうか。まったく意味がわかりません。

でもね、もしあなたがトイレ屋さんで、トイレリフォームの専門家だったとします。 トイレを交換したお客さんに対して、「今週の便器」とか「ウォシュレットのニューバージョン登場」とかの案内を送っても、いやいやまだトイレは新しいんですが・・・ となっちゃう。

 

じゃなくて、このトイレを買った人はほかに何を買うか? そして何を買い続けるか? と考えておかないと、カメラで集客したらそれっきり。 ※トイレの交換サイクルは10年だそうです。

 

ある程度の規模であれば10年でも視野に入れて良いでしょうが、毎月の支払いが気になる規模ならそんなに待ってられないし、10年間のニュースレターのコストもバカにならないわけ。

 

それよりも、生活にかかわる別の商品を紹介していった方が、お互いにとってメリットになる可能性が高いでしょうし。 このビックカメラの処方箋とかね。 新しく処方箋の薬局を始めたら、患者の集客が必要になります。 でもここの場合、処方箋の集客なんて必要ないわけですよ。

 

つまり、処方箋のお客さんを集客するコストはほぼ0円。 看板とチラシくらい? そして処方箋が続けられないなら、別の売れる商材を扱えばいいわけです。 ○○屋という業種の区分なんて、お客さんにとっては関係ないですからね。

 

集客したら、次に売るものを考えておきましょう。 併せて売れば、集客コストはほぼ無料。 トータルでの広告費も下がります。

 

※ドMの方は、常に新規顧客だけを集客して、圧迫する広告費に眠れない夜を過ごす、というプレイもアリですが。

 

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