3時間で32万!おのののかのビール販売のコツ

おのののかのビールを売るコツ お手本の事例

結果を出す人の特徴

おのののかのビールを売るコツ

タレントになる前は、東京ドームの「ビール売り子ナンバーワン」として1日実働3時間で約400杯、1杯800円ですから、ざっと32万円の売り上げを達成したこともあるそうな。

こういう話を聞くと、結果を出せる人と出せない人の違いって何だろう?って気になりますよね。 だって、同じことをがんばっているなら、良い結果の方がいいわけですから。

笑顔が一番

【販売のお仕事ですから、笑顔が一番大事です。】 販売に限らず接客する対面の商売では、笑顔や感じの良さで決まっちゃいますからね。 同じ商品や同じサービスであればあるほど、人間の魅力の差が結果の差になります。

感じが悪ければ、自動販売機やペッパー君にやらせます。ってだけの話ですからね。 ただここに気づく感性が鋭いですよね。 自分ががんばることよりも、お客さんにとってどうなのか?を優先しているのですから。

でも笑顔のカワイイ順ならば、美人がやれば売れるのか?という話になりますが、ここからはとても考えられているテクニックが登場します。

まずはリピーターに顔を売る

商売の鉄則であるリピーターから。 この発想をもてるだけでもビジネスセンスがありますよね。  売り子さんは売る範囲が決まっているそうで、おのののかは、塁側内野席オレンジシート付近なんだとか。

で、自分の範囲を考えると、 【年間契約で席を取ってらっしゃる熱心なジャイアンツファンが多いので、まず常連さんに顔と名前を覚えてもらいました。】とコメントしています。 一言で言うと、自分のお客さんはどんな人なのか? ですね。

そして常連さんに覚えてもらうために、【帽子の横に目立つ髪飾りを着けたり、汗拭きタオルも球団カラーに。】。球団カラーってのが特にいいですね。ジャイアンツなら黒とオレンジですね。  当たり前のようですが、ビジネスでは私は黄色が好きだからと、タイガースカラーにするなんて例はよくありますから。

そして【その方が好きな選手の話題を振ったり】。野球は1試合3時間程度。 効率よくうるなら無駄話はしない方がいい。 でも売れる売り子は、お客さんと話をするんですね。 それも自分のしたい話や雑談ではなく【好きな選手の話題】なわけです。 まぁこれで好かれないわけがないでしょう。

これってセールスマンの営業の基本の基本ですよね。売れない営業マンは逆のことをやっていますから。 常に新規狙いで、自社製品のアピールばかり。とかね。

コミュニケーション能力

【団体の場合、幹事役の方が誰かを見極める】・・・ これはスゴいです。 決定権者が最重要ってよく分かってますね。 これも言葉ではかんたんですが、見極めつつ気に入られるには、高度なコミュニケーション能力が必要ですね。 

私も仕事では決定権者じゃないと話しません。(コミュ力が低いので先に言います。) 担当者が話を聞いてみる、なんて時間の無駄ですもん。  コンペもやらないですね。他候補があるならそちらへどーぞ、と譲ります。 同水準できるわけないし、それもわからないからコンペなんかで同レベルだと思われるわけです。

【テンポ良く言葉のキャッチボールができると、愛嬌があるね、って買ってもらえます。】これも当たり前で、同じ商品、同じサービスなら好きな人から買うって。 ただこれも言葉のキャッチボールをするには、ネタが無いとできません。

【知ってないと話が盛り上がりません。結構勉強しましたね。】とあるように、勉強する内容が常に目的に向かっているわけです。 くだらないネットビジネスの本やセミナーよりも、自分のお客の勉強をしたほうがいいわけですよ。 目的意識って大切ですね。

結局はお客さんをどれだけ知るか?

ビールを勝ってくれるのは、コップについだばかりの人よりも、コップが空の人。 これは子どもでもわかります。 で、差がつくのはそこに気づくかどうか。 【通路から見える範囲の、ビールを飲んでらっしゃる方のコップの中の量も見てました。】・・・ お客さんをよく見ることの重要さがわかりますね。

やっぱり軸はリピーター。これらをやりながら、女性脳じゃないとできないのではと思うのが、【お馴染みさんの飲むペースを覚えて、空きそうな頃にそばを通る】。 売れない営業の場合、自分自分、自社製品!のことで頭がいっぱいで、自社商品を愛しています! なんて言うんですが、結果を出すのはお客さんを愛してる者のみだったりします。

このビールの売り子さんの話、東洋経済、TBSテレビ『この差って何ですか?』、週刊誌なんかでも特集してたりするんで、いろんな球場のいろんな売り子さんがでてきます。

つまり、おのののかだけじゃない(飛び抜けてるけど)わけです。  【成績のいい売り子さんはちゃーんとチェックしてるんですよ。】というように、結果を出す人は普通にやってることなんですね。

言ってみれば、お客さんとコミュニケーションをとる技術。 営業マンができないようなことを、20代の女性があっさりできてしまっています。 あとは活用できる人があらわれれば、どんな業界も支持を得るでしょうね。

まとめ

  • おのののかは、かわいい

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