緊急小口資金の手続き


 

 

 

 

 

緊急小口資金は生活を維持するために必要なお金を貸付ける制度です。
コロナウイルス対策として受付が始まり、多くの人が利用しています。

 

手続きのための具体的な方法を紹介しましょう。
緊急小口資金は誰でもが借りられますが、貸付のための一定の条件があります

 

 

コロナウイルスの影響で極端に収入が減少していることです。
具体的には前年の収入と今年の収入を比較できる資料があればベターかも。

 

また、予定の仕事がキャンセルとなるとか収入減を示す資料があれば、さらにいいでしょう。
緊急小口資金は世帯に対しての貸付となります。世帯全体の収入を示す書類が必要となります。

 

 

 

つまり、フリーランスの子どもの仕事がなくなったとしても、世帯主のお父さんの収入が確保されているのであれば、緊急小口資金の貸付対象となりません。
東京で一人暮らしをしている人の場合は、たいてい貸付対象となるでしょう。家族で住んでいる場合には該当しないケースも見つけました。

 

収入減の書類がそろえば、後は本人の証明となる健康保険証やマイナンバーカード、振込先の銀行の通帳などが必要になります。
手続きに当たっては住んでいる地域の社会福祉協議会に電話して、相談の予約をする必要があります。

 

 

一度電話をすると、向こうから折り返しの電話がかかってきます。
ただ、申込者が多い場合には少し待たされると考えておかなければなりません。

 

そして、電話で相談の予約をして、指定された日に窓口に行きましょう。
貸付のための窓口はできるだけプライバシーを確保できるように銀行などのように間仕切りが取り付けられていますから、リラックスして相談してください。

 

 

わからないことがあっても丁寧に説明してくれる。
貸付が決定して、手続きが終われば振り込まれるのを待つだけです。

 

緊急小口貸付と言っても、数日かかります。
翌日にすぐ現金をもらえると思わないようにしてください。

 

 

 

それから、あくまでも貸付です。 返済の義務が発生します。
元の仕事ができるようになれば、早めに返済することをお勧めします。

 

据置期間の1年を待つ必要はございません。
ただ、コロナウイルスの状況が見通せない現在では、返済も容易ではないかもしれません。

 



 



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