緊急小口資金の役割



 



 

緊急小口資金とは全国の社会福祉協議会が運営している貸付制度ですが、失業したり病気をしたりして、収入がなくなってしまった人を対象にした貸付を行っています。
状況によりますが普通の場合はは自分の生活費は自分で稼がなければなりません。そのための一時的な貸付です。

 

もちろん、収入を得るための相談を並行して行っていますから、貸付を受けると同時に相談の申し込みもする必要があります。
ただ、コロナウイルスの影響により仕事を失った人の場合は、コロナウイルスが鎮静化すればまた収入を確保できる可能性が高いため、一時的な貸付のみを実施しています。

 

 

その後の生活の立て直しについては、コロナウイルスの影響が解消しなければ何もできない状況です。 社会福祉協議会に相談しても解決しない。
政府が決めた緊急貸付により最大3か月まで無利子無担保で貸付を受けることが可能なのです。

 

返済の据え置き期間は1年間で、返済は2年間となっています。
コロナウイルスの影響がここまで広がるとはだれも予想していませんでしたし、今後の推移も見通せない状況が続いています。

 

 

 

仕事を探したくても求人情報がないのです。 非常に不安な状態と言えます。
本来の緊急小口資金の役割とは違っていることは誰もが承知しています。目の前の生活費を払えない人にとっては大きな救済となるはずです。

 

会社の運営が行き詰まって、突然解雇された人も全国に。います。
大手企業ではテレワークを導入しようとしていますが、急に社内の仕組みを変えることは難しいでしょう。

 

 

また、生産工場などは受注が激減していますから、工場閉鎖を実施しているところが増えています。
休業期間中の収入については、一定割合が補償されるとしても、其れで生活費を賄うことが難しい家庭も多いのです。

 

政府から貸付られる緊急小口資金は制菌によって賄われていますから、趣旨に反した無駄遣いなどは厳しい対応となるはずです。
もっとも、10万円の貸付ですから目の前の生活を維持するだけで精いっぱいではないでしょうか。

 

 

 

コロナウイルスは世界中に広がっており、懸命な対応を行っても終息は見えてきません。
このような時こそ、国民が協力して外出自粛を実行する必要があります。

 



 



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