総合支援資金の種類

総合支援資金とは社会福祉の一環として設けられている貸付制度です。
大きくは三つに分かれており、おのおの生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費となっています。

 

別々の名称から、利用目的はある程度想像できますよ。
生活支援費とは日常生活を送るために必要なお金を工面できない人のために融資を行います。

 

 

金額は月に15万円が限度となっており、6ヵ月間の据え置き期間が設定されています。
つまり、半年以内に新しい仕事を見つけて、安定した収入を得られるように支援する仕組みです。

 

もちろん、貸付を行って、それで終わりと言うわけではなく生活支援のための面談などのサポートを受けることになります。
保証人が必要ですが、無利子。お金に困っている人にとっては、非常にありがたいと感じること。

 

 

 

それから、住宅入居費は賃貸契約を結ぶ時の敷金や礼金の支払いのために利用できる融資です。
生活支援費を同時に借りることができます。据え置き期間は6ヵ月となっており早く仕事を見つけることが条件となります。

 

償還期間は据え置き期間が過ぎてから10年以内となっていますから、毎月少しずつ返すことができますよ。
都会に出てきて、仕事がなくなった人たちを支援するための制度ですが、基本的な考えは自活するための手段を見つけてもらうことです。

 

 

総合支援資金だけで継続した生活を送ることは不可能なのです。
それから、もう一つの貸付は一時生活再建費と呼ばれています。

 

これまでの生活で行き詰まっている人のための支援です。
就職や転職のための技能習得の経費、公共値段の滞納を立て替える料金、債務整理のための費用など、幅広い用途に使用できます。

 

 

 

まぁ保証人が必要ですが、条件によっては保証人なしでも貸し付けてもらえます。
また、貸付利息は1.5%です。通常のローンを考えれば非常に低金利となっています。

 

消費者金融などから高額な借金をしてしまう人が多いのですが、この総合支援資金という制度があることを知らないから。
毎日の生活をどうやって送ればいいのかわからないなら、まずは総合支援資金について相談することが重要です。

 

 

窓口は社会福祉協議会となっていますから、電話で相談してみましょう。

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