ジャパンライフ高齢者をターゲットにした高額契約が問題になったジャパンライフ。
といっても1件が500万円程度の契約をさせられるなど、深刻な状況で困っている人もいるそうで、「ジャパンライフ被害対策中部弁護団」という団体も結成されています。
事実上の倒産と報道されていますが、この手口はとても興味深いですね。
これから高齢者の比率が増えるわけですが、こういう手口は小規模化してもっと増えるでしょう。
ニュースによると、きっかけは「山に行こう」など趣味系で誘い出し、「腰がよくなる」などと言われて磁気ベルトを体験させられたのが始まり。
腰痛に限りませんが、健康問題というのは深刻な困りごと。
たんじゅんに健康だけではなく、悪いものを引き寄せるきっかけにもなるんですね。
これが糖尿病なら血糖値を下げるこれ・・・ 膝が痛いなら膝の痛みが和らぐ・・・ 不眠に困っているなら、このサプリ・・・
など、自分がかかえるトラブルの分、近寄ってくる人の質が変わります。
そして自分に良いだけでなく、フェイスブックのLINE登録なみにメリットを強調してくるそうですん。
- 「商品を購入してレンタルすれば、預貯金より利率がいい」
- 「レンタルユーザーが殺到している」
- 「相続税対策にもなる」
言葉だけだと冷静に考えられても、セミナーなどに呼び出されると場に流されてしまうのも人間の習性です。
今後も増えるだろう
理由はかんたんで、誰でも楽して金儲けしたいw でもその気持ちを利用する、悪賢い人たちがいるわけです。 そして悪賢い人たちは努力家なので、騙すためには勉強を惜しみません。
「高齢者らは『磁気治療器を購入するとお金がもうかる』との思いだけで、契約内容を十分に理解しないまま契約を重ねるケースが目立つ」と弁護団の杉浦英樹弁護士。
単純に高齢者の比率も増え、認知症の治療法はいまだ見つからず。 つまり、見込み客はどんどん増えていきます。
でも楽して儲けたい人が減る理由ってないですからね。 人口減少の分は減るとも言えますが、システム化するだけでしょう。
どちらにせよ、問題が多い人はターゲットにされやすい。 そのためには、特に健康状態というのが大切ですね。
電話相談
全国でジャパンライフの電話相談が開始されています。
被害について弁護士さんが相談に乗って、とりうる最善策のアドバイスがもらえるそうです。
電話相談は無料で番号は ■052-223-2355■ です。とりあえず今回は、2018/1/19日午後4時まで。
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