積極的な廃業
タバコ屋などはもう完全な衰退産業なので、小手先のマーケティングなどではどうにもならないんじゃない?ということをお話しました。
これ、抽象度を上げられないと「タバコ屋」なんだからタバコを・・・
という限られた思考の中でのアイデアになってしまうわけですね。
だからといって、もうダメだ。
とかあきらめているわけではありません。冷静に客観的な状況を把握しておくことが大切だからですね。
たとえば選択肢の1つとして積極的な廃業はすごくいいと思っています。
タバコ屋のビジネスモデルをかえて、マーケティングをがっつりやって価値創造を行う。たしかにできれば素晴らしいことなのですが、何%くらいのお店ができるのか・・・
だったらもう閉めちゃって、貸すってのはすごく賢いですよね。
だいたい土地も家も持っていて世代的に年金だったりすると、うかつにコストをかけるのは大きなリスクにもなります。
もちろんガッツがあればチャレンジがベストでしょうけど、その場合も「タバコ屋」に固執してる限り、ビジネスモデルでもマーケティングでもかなり困難だと思うわけです。
この場合「ビジネス」から変えちゃいましょうと。
廃業したってまたはじめればいいだけですし。
まぁ積極的な廃業→業種転換ですね。
特に若い人は・・・ って、子どもに店を継がせようと考えてるタバコ屋さんもいないでしょうけど。
考えれば考えるほど、完全な衰退産業は発想の転換が必要だと思いますよ。
今はネットもあるので視点を変えれば、はるかに大きな可能性が広がっているんですから。
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