日本人お断りラーメン マスコミで報道された結果

宮古島 ビジネスモデル

日本人お断りラーメン

日本人客お断り!で話題になってる、宮古島のラーメン店。
バイキングとかワイドショーで取り上げてるけど、ちょっとこれはおもしろいですね。

 


  一言で言えば、商売に向いていない。   お客が減った・・・ という結果とは関係なく、商売の引き出しが少ない・・・  

 

店主も「苦肉の策」と言っていますし、ちょっと気の毒。

「日本人お断り!」にたいしてクレームの電話が来たり。
そういう問題に敏感な人もいるわけだし、そんなんで自分の時間を失われちゃう。

 

日本人客お断り!の理由は、日本人の観光客のマナーが悪いから。
そりゃお店としては大変だし、 お断りのルールを決めるのはOK。

 

 

伝え方の問題

でもそれ以前に伝え方に課題がある。

たとえば1人1杯のルールを守らない。
そりゃ観光地でラーメンを1杯って、なかなか食べられないですよね。
それも子ども連れとなれば、こどもが1杯も大変。

 

これは、お祭りの縁日なんかにちかい。
お好み焼き食べたら、もうほかはちょっとお腹いっぱいですよね。

まぁ縁日なら店の席も関係ないし、ラーメンほどの量はないけど。

 

そういう意味では、「場」に合っていない商売をやっているとも言えるわけです。
カウンター席8席のラーメン屋。

そりゃ回転数は死活問題ですから、1人1杯頼むよ!と思うのは当たり前。 
ただ観光客には会わないビジネスモデルということですよね。

 

持ち込みされるなら持ち込み料をメニューにするとか。

子どもだった、子ども用のメニューをつくるとか。
大人用に全部のせみたいな高めのをつくるとか。

そもそも店外でも食べられるようにするとか。
「こんな張り紙じゃわからない!」と言われてるんだから、伝え方を工夫するとか。

 

 

そういうビジネスモデル的なことをすっ飛ばすから、人種でお断り!になっちゃう。
そりゃ「人種差別」とう別の属性の人たちを刺激しちゃいます。

もちろん地元の常連さんも10月までは出禁だそうで、今まで店を育ててくれた地元のリピーターも食べられない。
商売でリピーターも排除するって、デメリットが大きそうな。

 

人の良さそうな人なので、相当にがんばってガマンしたはず。
だけど相手のお客さんにとっては、売り手のがんばりは関係ないですからね。

 

 

因果応報

あることをやれば、あることが起きます。
これを「因果」といいますね。

遠いところだと、「バタフライ効果」、「風が吹けば桶屋が儲かる」

 

 

 

ま、ラーメン屋はラーメンを作るのが仕事じゃないってことです。

うまく環境に適応して、復活して欲しいものですね。
他人を変えようとするのは大変です。

商売はここからが本番ですよ!

 

 

 

 

 

 

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