滋賀県彦根市のご当地ゆるきゃら、「ひこにゃん」に予算を割り振られず活動停止に。
まぁ全国的にゆるキャラは飽和状態ですし、直接の利益が上がるわけでもないですしね。
経済効果は10億円
彦根市へのグッズの売り上げで10億円なので、経済効果はそれ以上と試算されているのに、予算がつかない。
その予算は、3000万円。安いっ!
え?月刊で250万円のコストだから高い?
まさかね、3000万円かけて、10億円の効果がでてるんですよ?
しかも、ほかの地道府県や市町村がチャレンジしても、なかなかここまで成功はしませんよね。フランスでの日本ゆるキャラコンテストでの1位になるくらいの認知度ですし。
にもかかわらず、予算を縮小するんですね。
「新年度からひこにゃんに使えるお金は、今のところ一切ない」そうです。
やりたければやればいいけど、1円も払わないよと。
ひこにゃん予算0円の理由
でも今どきはバカッターとかあったり、中の人が差別コメントで問題になったりとかありますよね。 ひこにゃんは何もやらかしていませんでした。
ん?
だったら、彦根市にとってこんなにコスパがよい活動をを縮小するのでしょうか?
庁舎耐震工事の費用増加問題や教育関連予算の縮小などで、市長と議会が対立。
理由は、庁舎耐震工事がかかりすぎちゃったので、予算が少なくなった。
だから予算はない。とのこと。
ちなみに10億円以上の価値を生んでいるひこにゃん。
月刊250万円もかかるのは、外部業者へ委託しているそうです。
でも彦根城にはいつも登場し、年間140件のイベントをこなし、1万通以上とどく年賀状にはすべて手書きで返信しているそうです。
お金をかければできることでもないですし、こういう地味な活動が人気を作っているのはまちがいないでしょう。
でももう予算は無い。
うまくいく人、いかない人の考え方
うまくいっているひこにゃん。
ただ決定権があるのは、うまくいっていない彦根市。
うまくいってない人たちの判断は、うまくいかない判断。
そう考えると、なんら不思議のないことだったり。
今どきなら、ふるさと納税でアピールするとか、クラウドファンディングとかあるだろうし、なぜチャレンジもしないんだ!!
と思うかもしれませんが、知らない人は知らないんです。
もう新しい価値を生み出す発想やアイデアなんてないんです。
だから今できることは、祈ることだけです。
経済より教育より大切な庁舎。
耐震工事が無事に終わるといいですね♪
コメント