嵐の休止発表で新規申し込み10万人
嵐のファンクラブ、27日の活動休止発表。
約240万人にだった会員が活動休止なのに数日で約10万人も増えたって。
入会金1000円、年会費4000円。
これだけで5億円・・・
新規客と既存客どっちが大切?
活動休止前にツアーを見ておきたいという理由があれば、動機づけになりますね。
でも重要なのはそこじゃありません。
ファンクラブページ内の「嵐ファンクラブの新規入会を検討されている方へ」というおしらせ。
「今回のツアーは、コンサート受付期間の最終日までに会員番号が発行されていれば、お申し込みいただけます」とした上で、「なお、抽選については、既にご入会されている方を優先とさせていただく予定です」
あくまで【既にご入会されている方を優先】
おみごとな対応だ。
こう考えると選択肢があったことがわかります。
今入会すればツアーに申し込める!今すぐ入会!と新規客を成約させる。
これ、確実に入会者は増えて利益になりますよね。
でもそうしなかった。
今から入会しても、既存会員をある程度優先するよと。
これって「じゃぁやめる」って人も考えられる。
目先の売上的にはマイナスですよね。
でもそんなことはどうでもよくて、今まで支えててくれたファンを優先する。
既存客を優先するって、実はなかなかできないんですよね。
ニュースレターを送る、とかのレベルじゃないですから。
サブスクリプションの顧客フォロー
ファンクラブってサブスクリプション。
ということは、新規も必要だけどどれだけ既存客と関係性を続けられるか?
ってのが大切ですよね。
よくダメなスポーツジムとかであるじゃないですか。
「新規入会キャンペーン!」とか。まぁキャンペーンはいい。
じゃなくて、「今なら入会金と2か月分の料金が無料!」なんてね。
これって既存客じゃなくて、目先の新規客の優遇ですからね。
いやいつも同じ条件なら既存客も全員同じだったからと、納得するかもしれません。
でもこれだと、不当表示に該当するおそれがあるわけですね。だからない。
つまり既存客より新規顧客を優先しているってことがわかります。
先日の【顧客対応はペナルティから報酬へ!】を考えればわかりますよね。
新規の獲得よりも、既存客へフォローする時代。
まぁジャニーズのお客さんに対する姿勢が出たかたち。
儲かっているから、ってのもあると思いますけど。
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