世界一の小売店、ウォルマート。
でも最近は、アマゾンなどのネット通販の拡大で、もう終わりかと。
そんな流れの中、なんと大復活!
ウォルマートは8月15日、2019年第2四半期(5~7月期)の決算を発表。既存店売上高が前年同期比で2.8%、オンライン売上高が同37%増加したことを明らかにした。
ウォルマート復活の理由はネット活用
ネットを活用できない時代遅れの小売店チェーン。
そんなイメージすらあったウォルマート。
でも2018年にはなんと、アップルを抜いて世界3位のEC企業へと急成長。
といってもEC企業へ鞍替えしたのではなく、小売店のままです。
もうアマゾン超えとも言われるくらいの大復活なんですね。
「配送拠点」と「店内受け取り」
そうは言っても、やっぱり店で買うことに価値があるんだよね。
ということではありません。
ネットが主流になることは変わりなく、単純に時代に対応したからなんですね。
復活した理由は大きく2つ。店舗を配送拠点にすることと、店内受け取りを充実させたこと。
配送拠点
ネットで注文 → 近くの店舗から配送。
このように小売店を配送拠点としての機能ももたせることで、圧倒的な配送スピードを実現できるようになったんですね。 近所のお店から、大規模倉庫のアマゾンより早く届くわけです。
店内受け取り
こちらもネット注文。そして人から買いたければ、近くの店舗にとりに行く。
この逆パターンもあるでしょうね。
店舗でチェック、ネットで注文、店舗で受け取りとか。
これって 【ヨドバシドットコム】 のパターンにとても近いです。
この2つによって、今までのような買い物を望む人は店舗へ。
ネットで手軽に買いたい人はネットで。
まとめ
ウォルマートはネットでECサイトを強化して大躍進!
ただ店があるだけではもう厳しい時代。でもこのようにネットを活用することで、店舗がアマゾンにも勝てる強みへとグレードアップしたわけですね。
ネットを使うか使わないかの次元じゃなくて、どのように使っていくか?
そういうステージになったのかもしれませんね。
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