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集客より大切!大福帳で長期的に稼ぐ

大福帳 ネット集客

集客倒れにならないために・・・

大福帳

PPCやSEOは、あくまでネットの集客方法。 でもビジネスでは集客よりも重要なのが顧客名簿なのです。 昔の大福帳です。

大福帳

大福帳とは、wiki先生を調べてみると。【大福帳(だいふくちょう)とは江戸時代・明治時代の商家で使われていた帳簿の一種。 ~中略~ 売掛金の内容を隈無く記し取引相手ごとに口座を設け、売上帳から商品の価格や数量を転記し取引状況を明らかにした帳簿で商家にとっては最も重要な帳簿の一つであった。通常は美濃紙や半紙を四つ折り20枚程度で一綴りにした】

で、これが何? ということですが、大福帳は現在で言うところの会計ソフトとCRMの基礎のようなものです。 CRMとは、顧客管理システム。つまり顧客の名簿リストってことです。

当時から稼ぎ続ける人は、顧客リストを大切にしていました。 顧客管理を大切にしていた証拠が、大福帳を作っていた紙の質にもあらわれています。

美濃紙や半紙。 もっとも江戸時代の日本なら和紙を使うのが当たり前でしょうけど、こんにゃくを混ぜで作った紙というのもあったそうです。 そもそも和紙は水に強い特徴があります。

ちなみに和紙が洋紙よりも水に強い理由は、紙が中性で繊維が厚いから。 【和紙の魅力】

でも顧客リストが水に強いことと、商人がビジネスとして大切にしているのって関係あるの? と思いますよね。 これは、江戸時代、とくに町並みに関係があります。

当時、1番恐いのは火事。日常的な物は、燃えてなくなってしまいます。 で、江戸時代の商人は火事になったときにどうしたか?   それは大福帳を井戸に投げ入れて逃げる。 そして後日井戸から大福帳を取り出し、商売をすぐに再開したわけです。

もちろん私は現場を見たわけじゃありませんが、ドラマの水戸黄門でもこのシーンは登場します。※回数わすれた そのくらい有名な話だったりします。

この大福帳のエピソードは、ほかにもいろいろなところで見つかります。 【データベース(オラクル)】【和紙 |アワガミファクトリー】

ツールはどうでもいい

本来ならCRMとは・・・ 顧客属性を絞って・・・ メール配信システムで・・・ ステップメールが・・・ とうい話になるところです。 でもこれらはツールなどの枝葉の話です。

それよりも顧客の連絡先を知る。 できるだけ詳しく知っておく。 そしてこちらから連絡することができる。 これらが最重要だからですね。 その昔は和紙。でも今ならメールでしょうか。 LINEだってありでしょう。でもあくまでこれらはツール。

ツールも大切ですが、やることがなければツールも機能しません。 そのためには、ビジネスでは顧客リストがもっとも重要な資産だと思って損はないでしょう。

ベネッセの情報流出でリストが売買されていましたよね。つまり分かってる企業は名簿はお金を出してでも買いたい情報。 1つにジャストシステムがありました。 一太郎やATOKの会社ですね。

昔はテレビCMも流した会社です。が、広告で集客するためにお金を使うより、リストを買った方がよいんでしょうね。 ← 悪意なしです。両社被害者です。念のため。

いくら集客しても名簿がたまらなければ、穴の空いたバケツにジャブジャブ水をいれるようなもの。 それよりも、チョロチョロとした流れでも、しっかり溜めた方が長期的に利益を残せるというものです。はい。