WEB担当者の選び方
新国立競技場のやりとりを見ていると、これまたやっぱりWEBではよくある話。いや、あらゆる仕事でよくある話かもしれません。 責任や情熱を持って仕事をする人間がが1人もいない。
今回の新国立競技場はまだマシです。始まる前に無理だよねってみんな気がついたから。 でもWEBの場合はだいたいホームページができあがって数ヶ月経って社長が気づくんです。 まったく売り上げが上がっていないと・・・
そりゃそうです。 ホームページ制作会社はホームページを作るのが仕事。 WEBデザイナーはデザインするまでが仕事。 つまり業者にとってはホームページの完成がゴールなんです。
でも仕事を依頼した会社は、ホームページの完成はスタートなんですね。 で、○○万円もはらったのに、問い合わせどころかホームページにアクセスもないじゃないか!となるわけです。 合唱。
いやそんな急にWEBだからって本気になる奴なんて必要?って思うかもしれません。 必要です。 なぜなら、WEBは結果に本気になってる連中が、ライバルになるからです。
例えば先日のSEO選手権。 同業者だったら完全にライバルになるわけですね。 単純に、あの人達の相手になるか?ってことです。 でもお客さんから見たら、単純に比較対象なんですから。
外注に丸投げしない
ディズニーランドで、警備員がいても「それは僕の仕事じゃないんで・・・」なんてことはありませんよね。 わけのわからない外注に仕事を依頼しないからです。 といっても、ほとんどがアルバイトなので、社員だからという問題ではありません。
言ってみれば、仕事のミッションを全員が共有していることが大切なわけです。
ホームページ制作ならば、デザインするのが目的じゃなくて何のために作るのか?
作るのが目的で、完成したホームページを見てきれいなデザインだなぁ。 ハァハァハァと満足できるなら、それはそれでいいでしょう。
でも仕事のために集客するためにホームページを作るなら、ちゃんと確認しておきましょう。 このホームページからどうやって売り上げ上がるの?そのお客さんはどうやって来て、他社じゃなく当社を選んでくれる理由はなーに?
もしこの質問にWEBデザイナーが答えられれば、売り上げが上がらないわけがないでしょう。 だって何のために何をデザインするのか?って理解していないと答えられないからですね。
当然ですが、本気の業者がいたら料金も高くなります。 だって本気の奴に月額3万円とか無理でしょう。 半分税金なわけですから、実収入を考えたら靴下くらいしか買えません。
でも安心してください。 世の中のほとんどは、ホームページ作りがゴールです。 あなたはちょっとがんばるだけで頭1つ抜け出せます。
WEB業者に騙される人の特徴
でもね、ケチケチしていると、甘い言葉にひっかかります。
集客が必要だと思ってる時にSEO業者から営業電話がかかってくるんですw 集客にお困りじゃありませんか? 検索で上位にでればライバルより目立って集客できますよって。
まぁ逆にかんがえれば、ホームページで失敗しているところがほとんどだから、ガンガンテレアポ営業でも仕事がとれるってことです。 出会い系の迷惑メールと同じです。
で、騙される人ってのは騙される知識のベースしかないので、その状態で判断すれば当然騙されます。 だって判断基準のレベルが、そもそもホームページ制作会社にすら騙される(結果的に)水準です。
元はと言えば、ホームページ制作会社だって騙すつもりはありません。 聞いてくれれば答えたでしょう。 知らないと。 でも、そんな疑問すら浮かばない。 質問をするにはやっぱり基礎知識がないとダメなんですね。
もっとも、WEB会社もプロならちゃんと説明を・・・ とも思いますが、ホームページを作るのが仕事と考えればしかたない。 WEBの専門学校とかでも教えてもらえませんし。
チラシの印刷業者に、売れるように印刷してくれってのは基本料金外ですからね。
結局は、結果に対して情熱を持った人間が必要ってことです。 でもWEBデザインが好きな人は危険
あー良いのができたぞ。って、作って終わりです。 しかも自己満足していますから、結果に興味もありませんし、問題があっても改善もしません。
でも詳しいスタッフがいないし・・・ 大丈夫です。作業がニガテでもプロに依頼すればいいだけです。 自分のがんばりよりも、結果を出してお客さんを喜ばすことが好きな人。
WEB担当者の資質はこれに限りますよ。 あとはイラネ。
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