JAがネオニコチノイド系の農薬削減で成功
JAが自然環境を招くネオニコチノイド系の農薬削減へ。
絶望の日本の中で、僅かながら光明と言えるニュース。
昆虫の神経を阻害することで、害虫を駆除するはずだった。
しかし現実には昆虫の現象により、昆虫を食べる鳥などの動物も減少。
自然界の食物連鎖を考えれば当然の結果でも、被害が出てから分かる失敗。
しかしネオニコチノイド系を減らしたら、数年ぶりにコウノトリの飛来を確認。
関係ないと思われた、害虫駆除による自然破壊。
破壊しきる前に、気づいて改善できるかどうかは、日本人に問われていますね。
また、目先の効率を求めたけっか、愚かな環境破壊という実例。
部分最適化は成功しても、全体最適化はできずにトータルでは失敗。
目に見えない大切なことに気づけるかどうか。
ビジネスでも視点の高さが求められますね。
使用農薬切り替え方針 JAグループ茨城 ネオニコチノイド系脱却 コウノトリ飛来効果も
JAグループ茨城は、10月末に開く今後3年間の基本方針を決める「県JA大会」で、生物などの減少につながるとされる農薬「ネオニコチノイド系」の使用削減を目標に掲げている。今夏、この農薬を数年使わなかった同県水戸市常澄地区の田んぼで、国の特別天然記念物コウノトリが確認された。JA関係者は環境に配慮してきた結果と受け止め、「農産物全体に広げ、持続可能で高付加価値な農業を目指したい」と見据える。
農水省が2021年に掲げた、環境負荷の低減を目指す「みどりの食料システム戦略」では、50年までに、ネオニコチノイド系を含む従来の殺虫剤に代わる新規農薬を開発し、化学農薬の使用量を50%低減することが盛り込まれた。
JA水戸の園部優組合長は「環境に配慮した農業に変えなければ持続可能にならない。人間や地球に優しい農業をさらに加速させていく」と強調した。
これまででは考えられないことが起きています JAグループ茨城の代表 八木岡努JA茨城中央会会長は10月30日に開かれた茨城県JA大会で、ミツバチが大量死する等で世界で５０ヵ国近くが禁止・規制しているネオニコチノイド系農薬を削減する方針を決定発表しました
備考：動画スクリプト
語り手: ネオニコチノイド系農薬の削減方針を決定したJAグループ茨城のニュースを見ました。 農薬の使用を減らすって画期的ですよね。
助手: ようやく重い腰を上げましたね。 この農薬、世界では50カ国近くが既に禁止か規制してるんですよ。 日本は後れを取っていました。
語り手: 確かにミツバチの大量死とか、深刻な問題起こしてましたよね。 害虫を駆除するはずが、益虫まで死んでしまう。
助手: そう、昆虫の神経を阻害する農薬だから、害虫だけでなく全ての虫に影響が出る。 そして昆虫を食べる鳥も減って、食物連鎖が崩れていくんです。
語り手: でも削減したらすぐに良い変化が！ 水戸市の田んぼでコウノトリが数年ぶりに飛来したって。 自然って回復力あるんですね。
助手: 目先の効率だけを追い求めた結果の環境破壊。 気付くのが遅すぎた感はありますが、まだ間に合ったかもしれません。
語り手: JAの園部組合長さんも「環境に配慮した農業に変えなければ持続可能にならない」って言ってますしね。
助手: 農水省も2050年までに化学農薬の使用量を50％低減する目標立ててます。 やっと本気度が見えてきた感じ。
語り手: でも農家さんの収入とか、農作物の品質は大丈夫なんでしょうか？
助手: そこなんですよね。 代替農薬の開発や新しい農法の確立が必要です。 環境と経済の両立が課題ですね。
語り手: 結局、短期的な利益と長期的な持続可能性のバランスが大切なんですね。
助手: その通り。 自然との共生なくして、農業の未来はないってことですよ。
語り手: 視聴者の皆さんは、環境に優しい農業のために、少し高くても農薬削減した野菜を選びますか？
