おいしいIT助成金
あくまで理想論かもしれませんが、地元のWEB業者を育てるという発想はとても大切になる。 まず創業20年!のWEB業者なんてまずいません。 が、今やビジネスでWEBを外して考えることは不可能でしょう。
ということは、今後も必要になるけれども需要に対する供給を行える会社がないのがほとんどでしょう。
私の地元でも地域のECポータルサイトをシステム業者が提案し、そして開始。 しかし受注も特に発生せず。 登録者に話を聞いてみると(どうかと聞かれるので)、つきあいだから登録しただけ、という感じなんですね。
ほとんど売上げにもならない集客すらできなくても、まぁクレームにはならないんですね。 なぜかといえば、月額の料金がとても安いから。 まぁ数千円程度なら露出の広告費と考えても悪くはないかもしれません。
ただその安さの理由は、助成金。 全国的に中小企業だとWEB関係の助成金があるんですね。 なので、形として存在させるだけで助成金で利益がでちゃうわけです。 まーよくできています。
もちろん本来の目的とは違ってしまっているわけですが、チェックやおとがめもなければ誰だって楽してお金もらいたいものです。 その会社は問題だろうと思うかもしれませんが、こういうのは気づいたもの勝ちともいえますからん。
ちなみにその会社、ほんとホームページを作るだけで広告すら出せないんですね。 そりゃ集客できるわけないだろう・・・ と思うのですが、ホームページを作るだけならアメブロで良いだろうと思うんですけどね。
ちなみに説明会の時に同行を求められ、「スマホ対応はしていますか?」と聞いたら、「しています。 → 実際はしていない。 PCサイトでもスマホで表示される、という意味らしい ※それスマホブラウザの機能でんがな・・・
「具体的な集客方法はありますか?」 → 特にありません。地域の広報などで紹介してもらいます。 ※役所だよりとからしい。
まぁ人の仕事をじゃまする気は無いので、特に突っ込むこともしません。 同伴した人にも、月に数百円なら加入してもいいんじゃないですが。と伝えましたけど。
ただ助成金だから税金なんだよね。 個人的には小規模のWEB業者を教育して、最低限ネット広告くらいをだして集客の仕組みまで作れるようにした方がいいと思うけど。 まぁそこらの助成金の獲得も含めてWEB業者は賢いんだな。
コメント