PR
本ページはアフィリエイト広告・プロモーションが含まれています

税金のムダにせず、若者に読まれる広報誌をつくった三芳町

三芳町 お手本の事例

仕事の質が上がらない、惰性で作業をしているだけ。
そんな時には、やる気のある人間にまかせちゃった方がいいかもしれませんね。

昔からやってるだけの仕事でも、こんなに返信できるものなんですね。

 

 

埼玉県三芳町の広報誌

【若者に読まれる「日本一」の三芳町広報誌。作ったのはスーパー公務員編集者】

https://www.businessinsider.jp/post-176601

埼玉県三芳町の広報誌が、めっちゃ人気らしい。

それはひき逃げの「吉澤ひとみ」が三芳町の広報大使だったからではない。
「Juice=Juice」の金澤朋子に変わったからでもない。
影響はあると思うけど。

この「広報みよし」は、2015年内閣総理大臣賞にも選ばれるくらい、高品質な広報誌なんだとか。

 

税金の無駄

きっかけは、捨てられている広報誌をみて「税金の無駄だな」と思ったから。

「マンションのポスト脇のゴミ箱に広報誌が捨てられているのを見て、『税金の無駄だな』と思ったんです。読まれていないということは町の情報も伝えられていない。これをどうにかしたいと考えました」

まぁほとんどの広報誌なんてのは、ゴミでしょう。
でもあまりにも日常になりすぎて、それが当たり前。

なぜ突然こう思えたのか?ってのが気になりますよね。
大勢の人と同じ景色や場面を見ているのに、この人は違う感性をもってたわけです。

 

広報誌のつくりかた

やる気はある。でも、一時的にモチベーションが上がっても、思っただけで行動に移す人はほとんどいません。
でも、庁内で広報担当の公募に立候補したんだそうです。

なんと広報誌作りは未経験。
ど素人が「税金の無駄」(住民に伝えることが伝わっていない)という情熱だけ。写真撮影からデザインまで、もう全部自分でやることにしたんですって。

 

たしかに今は情報もありますし、ツールもテンプレもある。
仕事を受けるだけのプロよりも、情熱を持った素人でもできることはいっぱいあります。

なにより三芳町は、県内でも数少ない地方交付税をもらっていない自治体の1つ。
コスト管理はシビアにやらないといけないんですね。

 

でも実際にやるひとはほとんどいませんけどね。
ここらへん、どうやって周りのセンパイとかに説明したんですかね。

 

変更の具体例

実際に変更したのは、これらだそうです。

「若い人にも読んでもらえるように、タイトルをひらがなの『みよし』からローマ字に変え、写真を大きく掲載したところ、町民からは『外国かぶれ』、庁内からは『もっと文字をたくさん入れろ』という批判もありました。わかりやすく伝える工夫をし続けていった結果、少しずつ理解していただけるようになりました」(佐久間さん)

記述されていますが、まぁ変更すればクレームがでて来たんですね。
新しかったりリニューアルすると、必ず変化に対するクレームは発生します。

ところが、慣れちゃえばクレームなんてなくなったりするわけです。

 

 

表紙は住民

主役は誰なのか?
そう考えると答えはシンプルなのですが、これができる会社も少ないですね。

会社のニュースレターもそうですが、主役は店なのか客なのか?
どんなにかっこいい言葉を並べても、露呈してしまうんですよね。

 

「住民が主役の広報誌」を意識し、単なる「町のお知らせ」ではなく、住民が読みたいと思うような特集を毎月組んでいる。その企画や取材もほぼ佐久間さん一人が担当している。

これも一人でやってるからできることかもしれません。
5人いたら反対意見がでて、落としどころとして無難な案になるだけですからね。

 

今では順番待ち

「毎月最後のページに『MIYOSHIのアイドル』として小学校入学前の子どもの写真を載せていて、最初は足りないから職員の子どもの写真を載せていたんですが、今では載せきれないほどたくさん応募が来ます」(佐久間さん)

 

最初はご苦労がありましたが、結果がでたら情報が来てくれる。
これはきちんとした情報発信ができているから、住民の方が反応してくれたんですね。

広告やただの自己開示では、わざわざ忙しい住民は反応するヒマありませんから。

 

やっぱりWEBも優秀

ここまでできる人だと、やっぱりネット活用に行き着きます。
SNSで日記を書いて「いいね!」集めとかじゃありません。

 

より多くの若者に読んでもらうために、紙だけではなく、ウェブはもちろん、多言語アプリ、町のFacebookやTwitterのアカウント、AR(拡張現実)、動画も活用し、さまざまな形で読めるようにしている。

 

もう今はスマホの時代。ネットの対応は当たり前。
とはいえちゃんとできる人ってなかなかいません。

なんだかんだ言い訳をして行動しない人たちが多い中、やる気でここまで作り上げるってすごいことです。

 

おまけ

三芳町の広報大使には、埼玉県出身で「ハロー!プロジェクト」のグループ「Juice=Juice」の金澤朋子さんが任命されている。

以前は吉澤ひとみさんだったそうですが、今ではなかったことになっているのは大人の事情でしょう。

 

まとめ

  • コストのの効果はきちんと測定
  • 仕事はやる気のある人にまかせる
  • 飲酒運転、ダメ絶対!

 

やる気がある人生を送っているか?
やる気のある人間をみつけられるか。
そういう問題なのかもしれませんが。

 

コメント