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Tシャツのせいで「自殺する農民」がいる現実

お手本の事例

これはとても参考というか勉強というか、”絆”のような軽いつながりではなく、この世に生まれてきた理由すら問われる話ですね。

 

Tシャツのせいで「自殺する農民」がいる現実
https://news.yahoo.co.jp/articles/953c38c5e92e6d6cfa7fd8dd013d66002391c382

 

インド産オーガニックコットン製品に基金を付けて販売し、集まった基金でインドの貧困綿農家の有機農法転換を支援するPBPコットンプロジェクト。

ビジネスの事業としても、社会的な意義としてもうまく言っている。
でも、より深い、遠いつながりまで知るとそこから先が、本当の使命だったという。

 

インドでは遺伝子組み換えの種や農薬・化学肥料代等の借金、健康被害などで綿農家の自殺が30分に1人という説があった。

提案されたオーガニックコットンについて調べ、話を聞いて回った。そこから農家の有機栽培への転換を促し、貧困撲滅を目指す活動が始まりました。

コストとかをビジネス的に考えたらデメリットでしかない。
でも自殺していると知ったら、人として変えざるを得ない。

上手くいってただけに、知ったときには相当にショックだったでしょうね。でもそこから舵を切れるのは、相当に商才がないとできないことですよね。

 

カースト制度で彼らは大学など絶対行けないんだよ」「女の子は12歳で嫁に行くの」等々。全部知らんかった。急きょプロジェクトの目的に児童労働禁止を加え、基金の使途に就学・復学支援や高等教育への奨学金を加えました。

環境のため、子供の未来のため、とかお題目唱える人いるけど、何々しなければいけない、では人は動かない。憧れとか、自分も頑張ればこうなれるかも、というモチベーションが1番だと思います。

将来、インドから表彰されることを期待しています。

 

もう一度農薬使ってくれ、学校やめてまた働いてくれ、なんて言うのはいちばんつらい。自殺させるなど耐えがたい。

インドは会社法改正でCSR(企業の社会的責任)活動への支出が義務づけられた

そしてなにより、インドが国として利益の追求だけではないことを、会社に課しているのも大きいですね。

金を稼ぐだけでなく、稼いだ金で何をするのか?
そういう時代が確実に来ていることがわかります。