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元議員 今村洋史氏の「いまむら病院」が17億円のコロナ補助金詐欺か

元議員 今村洋史氏の「いまむら病院」が17億円のコロナ補助金詐欺か ニュース

全額返金も愛知県は刑事告訴の意向

 

詐欺の祭典、新型コロナウイルス騒動。
定番の補助金詐欺、なんと元議員の妻が理事をつとめる精神科病院「いまむら病院」(医療法人有俊会運営)。

金額は驚きの17億円!
ウソでしょ!?とファクトチェックを重ねるも事実だと。

 

交付額は約17億6,500万円(2020~2023年度の交付全額)。
すべてが不正ではないでしょうが、病院側が資料提出を拒否。

このため交付適正性が確認できず、全額を不正と認定。
これに加算金(約5億円)が上乗せ。病院は総額約22億円を返還済み。

 

さすがに元議員で金額も大きいのでニュースになる。
しかしコロナ補助金詐欺は、すでに公表1,437社以上。

公表にまで至らないのを含めると、4000件以上が発覚済み。
コロナウイルス自体が詐欺だっただけに、まだでてくるのでしょう。

 

 

事件の概要 📰

2025年12月10日、名古屋地検特捜部は愛知県一宮市の精神科病院「いまむら病院」を運営する医療法人「有俊会」の理事・今村有希子容疑者(57)を詐欺容疑で逮捕しました。
有希子容疑者は、自民党元衆院議員・今村洋史氏(福島1区、2021年落選)の妻です。

2023年1月~5月にかけて、実際には購入していない検査機器や防護具の納品書、実施していない院内消毒の報告書を偽造。愛知県に虚偽の申請書類を4回提出し、新型コロナウイルス感染症対策事業補助金約5,260万円をだまし取った疑いが持たれています。

補助金の原資は全額国庫負担であり、病院はすでに全額返還済みですが、刑事責任は免れないと判断されました。

 

病院側の対応と返還 💰

事件は会計検査院の指摘がきっかけで発覚しました。
愛知県の調査により、2020~2023年度に受け取った補助金のうち不正と認定された約17億6,000万円(加算金約5億円を含む)を、病院側は2025年3月に全額返還済みです。

しかし「返還したからといって罪は消えない」として、特捜部は10月末に病院や関係先を家宅捜索し、逮捕に踏み切りました。

 

夫・今村洋史元議員の関与は? 👀

夫の今村洋史氏は医療法人の理事長兼院長。
特捜部は夫の指示や認識の有無を慎重に捜査しており、今後の立件の可能性も取り沙汰されています。

 

全国に広がるコロナ補助金不正の実態 ⚠️

この事件は氷山の一角に過ぎません。厚生労働省や経済産業省の公表によると、2025年11月時点で全国的に不正受給が多発。発覚・認定された件数は数千件を超え、被害総額は数百億円規模に上っています。

主な不正受給の規模(2025年最新集計):

  • 持続化給付金(経産省)
    認定2,464人、総額約251億円。不正の中心は売上偽装や架空事業者申請。
  • 雇用調整助成金(厚労省)
    公表1,437社以上、総額約284億円。休業偽装が最多で飲食・サービス業中心。
  • 家賃支援給付金(経産省)
    認定132人、総額約38億円。賃料水増し申請が主。
  • コロナ交付金(PCR検査事業等)
    不正受給事業者多数、総額約338億円。検査数水増しが横行。

警察庁によると、持続化給付金関連の検挙人員は2,866人、被害額は256億円超に達しています。

 

世論の声 📢

X(旧Twitter)では以下のような声が相次いでいます。

😡「返還したからといって罪が消えるわけじゃない。税金泥棒だ」
🤔「自民党議員一家が病院を私物化していたのか…」
😠「コロナ補助金の不正、氷山の一角すぎる」

 

返還済みでも刑事責任は問われる。
この事件は、コロナ禍でばらまかれた巨額の公金がいかに杜撰に管理されていたかを象徴する一件となりました。

 

 

コロナ補助金不正受給事件に関するFAQ

今村有希子容疑者はなぜ逮捕されたのですか? 🕵️‍♀️

名古屋地検特捜部は、精神科病院「いまむら病院」を運営する医療法人「有俊会」の理事・今村有希子容疑者(57)が、2023年1月~5月にかけて偽造書類を提出し、コロナ補助金約5,260万円を不正に受給したとして逮捕しました。購入していない検査機器や防護具の納品書、実施していない消毒報告書を偽造したとされています。

 

補助金を返還したのに、なぜ刑事責任を問われるのですか? ⚖️

病院側は2025年3月に不正認定された約17億6,000万円(加算金約5億円を含む)を全額返還済みです。しかし補助金詐欺は「返還すれば無罪」という制度ではなく、刑法上の詐欺罪に該当するため、返還済みでも刑事責任は免れません。特捜部は「返還したからといって罪は消えない」と判断しました。

 

夫の今村洋史元議員は事件に関与しているのですか? 👨‍⚕️

夫の今村洋史氏は医療法人の理事長兼院長です。現時点では直接的な関与は立証されていませんが、特捜部は「指示や認識の有無」を慎重に捜査しており、今後の立件の可能性も取り沙汰されています。

 

全国でどれくらいコロナ補助金の不正受給が発覚していますか? 📊

厚生労働省や経済産業省の公表によると、2025年11月時点で全国的に不正受給が多発しており、数千件を超えています。被害総額は数百億円規模に達しています。

代表的な不正受給の規模は以下の通りです:

  • 持続化給付金:約251億円(返還済み約186億円)
  • 雇用調整助成金:約284億円(返還請求中)
  • 家賃支援給付金:約38億円(返還済み約13億円)
  • コロナ交付金(PCR検査事業等):約338億円(未返還約170億円)

 

世論はこの事件をどう受け止めていますか? 📢

SNS「X(旧Twitter)」では以下のような声が多く見られます。

  • 😡「返還したからといって罪が消えるわけじゃない。税金泥棒だ」
  • 🤔「自民党議員一家が病院を私物化していたのか…」
  • 😠「コロナ補助金の不正、氷山の一角すぎる」

世論は「返還済みでも刑事責任を問うべき」という意見が強く、制度の穴を塞ぐべきだとの批判が相次いでいます。

 

この事件から学べることは何ですか? 📌

  • 補助金や給付金は返還しても刑事責任を免れない
  • 不正受給は信用失墜や倒産リスクを招く
  • 制度設計の甘さが虚偽申請の温床となった
  • 公的資金の監視体制強化が急務である

この事件は、コロナ禍でばらまかれた巨額の公金がいかに杜撰に管理されていたかを象徴する事例です。

 

参考リンク

会計検査院 公表資料

厚生労働省 報道発表資料

経済産業省 持続化給付金関連情報

 

情報ソース

コロナ補助金詐取の元衆院議員妻 事務全般を統括 病院は加算金含め、補助金全額を返還
https://www.sankei.com/article/20251210-KHUPF46C6FN2RNNZZGBFAOBPJM/

愛知県の病院への新型コロナウイルス対策補助金約5千万円をだまし取ったとして、医療法人理事、今村有希子容疑者(57)が名古屋地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された事件で、今村容疑者は医療機器の発注や経理業務など事務全般を統括する立場だったことが10日、関係者への取材で分かった。夫は今村洋史元衆院議員(63)で、法人理事長と院長を務めている。

元衆院議員の病院に17億円返還求める 新型コロナ補助金を不正受給
https://www.asahi.com/articles/AST3G24K0T3GOIPE00DM.html
新型コロナウイルスの診療体制を整備する国の補助金を不正受給したとして、愛知県は14日、今村洋史元衆院議員(63)が院長を務める「いまむら病院」(同県一宮市)に対し、補助金の交付決定を取り消したと発表した。県は、補助金の全額にあたる計約17億6500万円を返還するよう求めた。