PR
本ページはアフィリエイト広告・プロモーションが含まれています

検索したらアダルトサイト!?「東京新聞 東京ほっと」

東京新聞 東京ほっと ネットのリスク対策

東京ほっと

まじかよ・・・ 米倉涼子がアダルトに!?  WEB担当者はチェックしなかったのか? 個人事業主じゃ無いのに、誰も確認しないのか? タレントとしてもイメージダウンだろう。 そんな感想を抱いたのが今回の東京新聞のCM。

 

米倉涼子の東京ほっと

【引用:http://hotweb.tokyo-np.co.jp/cm/】より。

広告制作会社、広告代理店など全部スルーしたの??? 正直ありえん・・・ というレベルのリスクを選択したと言ってもいいでしょう。

今回のCMでは最後に検索キーワードとして「とうきょうほっと」 CM動画の最後には米倉涼子さんが「東京ほっとで検索」とも言っています。

 

で、実際に検索してみると、

東京ほっとの検索結果

 

なんとアダルトサイトが1位に。っつーか2位も3位も・・・ しかしGoogleは「次の検索結果を表示しています: 東京ホット」と、「とうきょうほっと」=「東京ホット」と認識してご丁寧に表示してくれてるんですね。

 

じゃぁYahoo!ではどうなんだ?とヤフーで検索をしてみると、

「とうきょうほっと」検索結果

 

【東京ホットで検索しています。とうきょうほっとで再検索。 】と、こちらも「とうきょうほっと」=「東京ホット」と認識されています。 【とうきょうほっとで再検索。】とあるので、ヤフーで「とうきょうほっと」を検索してみると。

 

「とうきょうほっと」検索結果

今度はまさに今回のネタ、が1位になっています。 東京新聞がテレビCMでアダルトサイトを検索させてヤバイだろってことですね。 なぜチェックをしない・・・

 

っつーかですね、ここまで元になってる東京新聞のページは1つも出てきてないんですよ!?(驚) CM作成費や放送料を考えれば数億円はかかるでしょうに、おそろしやおそろしや。

それで大人のサイトを検索させてどーする!?ってかマジで首が飛んでるんじゃないかと思うくらいのミスといってもよいのでは?

 

これ、アダルトサイトは会員数が増えるんじゃ無いだろうか・・・ 実はアダルトサイトの新しいタイプの新会員獲得ステマ? だとしたらスゴいな・・・

 

でも広告制作会社には、ちゃんと画面にでてるだろ「東京ほっと」と検索するんだよ。と言われそうですね。そうですね、ごめんなさい。

 

「東京ほっと」検索結果

 

ただ、いやただの言い訳ですけど、「東京ほっと」と変換しようと思って変換ボタンを押すと「東京ホット」になるんですよ。 MSIMEも、ATOKも、アンドロイドでも。ドコモのガラケーでも。「東京ホット」です。

 

画面には「東京ほっと」と出てるだろ!と言われそうですが、「とうきょうほっと」と聞いたら、「東京ホット」と「東京ほっと」のどちらをイメージしますか?「東京ホット」でしょう。 なぜなら、米倉涼子さんはCMで「とうきょうほ【↑】っとで検索」と「東京ホット(HOT)」のイントネーションで発音しているからです。

 

むしろ「東京ほっと」で検索するのは少数派と言っても良いのではないでしょうか。 念のためヤフーのサジェストで確認してみると、やはり「東京ホット」の方が検索されています。

 

「とうきょうほ」サジェスト検索結果

 

元のアダルトサイトの検索数がどのくらいかはわかりませんが、テレビCMの検索ワードより多いとは考えにくいでしょう。つまり、CMを見てアダルトサイトを検索してる人が多いのでは?と推測されます。

 

まぁまったく東京新聞とは無関係でどうでも良いのですが、もし関わりがあったら、検索キーワードを変えるように言うでしょうね。 これはブログでも指摘してる人がいるように、プロじゃなくても気づくレベルの話です。

 

ちなみに私クライアントの場合は、全国ネットのテレビCMのキーワードを決めるとき、社長自らも検索順位をチェックされていました。 そこにリスティングはもちろん、SEOでのサイト作成の相談もいただきました。

 

当時は当たり前と思っていたのですが、いかにリスクに対する感覚が高い社長かがわかります。 何もなくても準備できるからでしょうが、トラブルの予兆すら起きませんでした。

 

話を戻して、このようにネットでは人がどのように動くのか? その場合にはどのような情報が表示されるのか? 状況の変化に対応できるのか?などを考慮する必要があります。

 

今回の最善手としては、「東京ほっと」という検索キーワードは使わない。リサーチ(といっても5分で終わるレベル)の段階で、アダルトサイトが表示される可能性が高いことは明かなので。 キーワードの吟味。もうこれに尽きますね。

 

仮にキーワードが絶対に「東京ほっと」でなくてはならないのであれば、せめて画面上部のPPC枠を埋めるべく、あと3社作るか、代理店制度(アフィリエイト)にして他社に広告を出してもらう。 それに合わせて、SEOサイトも20サイトくらいは突っ込む必要があるかと。

 

PPCもクリック率が低ければ上部に表示されないかもしれないので、無駄を承知でクリックしてもらうような文言にするか、不正クリック業者に依頼するか(爆) というなんともマヌケな方法しか思いつきません。

 

ということで具体的には、検索してもらうキーワードはしっかり調査する。 抽象的には、お客さまの行動によって起こることを、しっかりと確認しておきましょう。

 

で、あなたの環境で「とうきょうほっと」と変換するとどーなりますか?

コメント