ヤクルト27,000円のふるさと納税

ふるさと納税 お手本の事例

ふるさと納税

ふるさと納税で話題になってるのが、 栃木県小山市の返礼品。

最近は高額の返礼品や換金率の高い金券などで問題になってますが、非常に感性レベルの高い返礼品が登場しました。

それが2017年の6月から始めたヤクルト。 半年2万7000円で、2週間に1回7本を配達。 なんだそりゃ?と思うふるさと納税のプラン。

でも、まだまだ少ない利用者の満足度は高く、 全国の自治体からも問い合わせが殺到しているそうです。

 

ふるさと納税

 

秘密はヤクルトレディー

もちろんただのヤクルトが、 この値段なわけありません。 といっても、乳酸菌が1京くらい入ってる、 とかでもありません。

その秘密は、 ヤクルトレディーが、 見守りサービスもやってくれるから。

もちろん問題があれば寄付者と市担当者に連絡もいきます。 ほんと、普通に見守りサービスなんですね。

なーんだ、今どき珍しくないなー。 という内容といえば内容ですよね。
でもこれがふるさと納税と、 非常にマッチするわけですね。

たとえば、小山市にふるさと納税するのは、 東京に出てきている子どもとかなわけです。
ということは、子どもが納税することで、 小山市に納税する明確な理由があります。

特産品のような「モノ」でもなく、 観光ツアーのような「コト」でもない。 自分の親という「ヒト」を中心としているんですね。

 

ヤクルト

市町村の財政負担も少ない

今回のヤクルト、市の負担は実費のみ。 具体的に、ヤクルト7本分のコストのみ。

ヤクルトとしては大損ですが、 そもそも配達業なのでインフラはある。 たしかに様子をメールで送ってくれるので、 ヤクルトレディーの負担も増える。

というマイナス面もありますが、ごくわずか。 逆に、明確に人の役に立つ仕事になることで、 逆にモチベーションアップになるわけです。

ヤクルトとしても、これほどの関係性の方法は、 ニュースレターなどとは比較にならない効果でしょう。 ニュースにもなりますし、よろこぶ人ばかり。 ドライに考えても追加注文はあるでしょうしね。

市町村としても関わる企業は、 補助金や助成金目当ての税金を奪う会社ではなく、 マンパワーを提供してくれる会社は大歓迎でしょうね。

まだまだ成果は少ないにもかかわらず、他の自治体からは問い合わせが相次いでいるそうです。 こんなすばらしいアイデアですから、そりゃそうですよね。

関わる人の役に立ちながら利益をあげる。

すごいプランを実現させる人もいるもんですね♪

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