半額で40店舗から一気に破産。ステーキ「ケネディ」

ステーキ ネットのリスク対策

ステーキハウス「KENNEDY」

全国40店舗も経営していたステーキ店。
半額チケットによって倒産の前兆がでていたということですね。

【半額チケットを配りまくったステーキ店の末路】
https://news.livedoor.com/article/detail/16982995/

 

売上高

  • 2006年12月期に約5億9300万円。
  • 2007年12月期に約10億8700万円。
  • 2009年12月期は約14億4700万円。

このころには30店舗弱まで増えていて、いけいけどんどんで絶好調。

そしてさらなる拡大のために打った販促が、破産を招くことになってしまったそうな。

 

 

ステーキ半額券

ディナーのステーキ全品が50%引きになるクーポン券を、各店舗の近隣住宅にポスティングしたり、子ども向けのプレートを無料にしたりするほか、飲料を割引するなど、キャンペーンを多用して集客を図った。

だたしこの施策は悪くなく、売上高は約17億6700万円のピークを迎え、店舗数は40店にまで!

 

ところが・・・
ライバル店となる「いきなり!ステーキ」が登場。
でも本当の問題は、ライバル店ではなかったんですね。

 

本当の問題、それは。
「ケネディは半額で食べるもの」という消費者の意識だったわけです。

そりゃそうですよね。
ひんぱんに割引セールをやってたら、定価で買うと損した気分になる。

 

そうなったらもう、半額の時じゃないとお客さんは動いてくれないわけです。

値引き割引でうまくいくことは少ないといいます。真実はわかりませんが、わかりやすい実例ですね。

 

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