優秀な人ほど自信がない
これたしか、仲野信子さんの書籍でも読んだ気がする。
自信に根拠はいらない!
なんていう頼もしい後押しの言葉がありますが、現実には根拠のない自信をもつ必要もないようです。
自分の思い込みと、客観的な事実。
自分は大丈夫と思っても、実は・・・
これを“間違った自信”というそうです。
そのまんま、ですね。
プロスポーツの世界なら、一流アスリートのコメントからもうかがえますよね。
「連覇してるので、たぶん大丈夫です」なんて、まず聞きません。
ダニングクルーガー効果
有名な研究があります。
「自分は平均以上の運転技術がある」
そう思う人の割合は、80%を超えたそうです。
客観的に考えればあり得ないですよね。
でも「普通の奴よりはうまいだろう」と思うわけです。
実際にそういう人もいるはずですが、理論的にあり得ません。
根拠のない、間違った自信です。
自分の能力を、客観的に判断することができないんですね。
その結果、能力の低い人ほど根拠のない自信をもってしまうんですって。
しっかり”ダニングクルーガー効果”と名前までついています。
自分の能力を客観視できないだけならまだしも、だいたい”自分は優秀”だと思ってるそうです。
それはいい。事実かもしれないし。
でも問題は、だから学びや努力をしなくなる。他人の意見を聞かなくなる。周りが自分を評価しないとう誤解が生まれるわけですね。
会社にいますよね。「ウチの社長はバカだ。」「こんな会社辞めた方がいい」※でも辞めないw
解消法
でも大丈夫。
この”根拠のない自信”を解消する方法があります。
それは、その分野の勉強をさせること。
これだけで”根拠のない自信”を排除できるんですって。
でも、必ず自信に根拠が必要!というわけではないでしょう。
どうでもいいというか、やるしかない、失敗ダメージが少ない。
そんな時には”根拠のない自信”でいいので、ガンガンやらせる。
もうさっさと経験値を上げた方が良いって場合もよくあります。
逆に、
大事なこと、検討の余地がある、失敗ダメージが大きい。
そんな場合は、改めて勉強して”根拠のない自信”を持たないことが大切でしょうね。
え、私はどうなのかって?
もちろん大丈夫ですよ。根拠はないですけど。
仕事、運転、勉強…あらゆる分野で「できない自信家」が蔓延する理由https://president.jp/articles/-/43820
そういった意味では、”自信がない”というのも、勉強をすることで解消できちゃう可能性が高いかもしれませんね。