マイナンバー制度はカード統合で
マイナンバー制度が開始されて、10月中から発想され、年内には通知が届くそうな。 その通知によって、マイナンバーを発行するわけです。 これによりグレーな節税ができなくなるとか、副業がバレる心配をされている方もいるでしょうが、まぁ我々庶民は従うしかないのです。
それでも安倍政権は安保法案だの、バブル期を超える法人収益でも浪々者の賃金は下がりっなしで、なかったことになっているアベノミクス。 これでマイナンバーの反発でも起きたらたまりません。
そこで、私が大臣だったら(何大臣だ?)マイナンバーを国民の支持を得ながら普及させる方法を提案いたします。
もちろん国民全員の支持を得ることはできません。 でも、一定数の支持を得ることで国民の総意であるかのような錯覚を起こすことができます。
例えば携帯電話の普及です。 発売当時は「オレは持たない主義だよ」なんて言ってた人もいましたが、もはや一般人では持っているのが前提になっています。 これもある日突然そうなるのではありません。 徐々に普及していき、ある一定数の利用者に達すると、常識となるのです。
Tポイントカード
ズバリ、Tポイントと統合です。「マイナンバー制度に反対する人が、Tポイントカードは平気で貯めている不思議 | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト」という都議会委員の意見がありますが、もはや逆にTポイントにしちゃいましょう。
そもそもTポイントはポイントシステムじゃなくて、顧客の行動履歴のビッグデータ収集サービスなわけですから、マイナンバーと相性は抜群です。 かつポイントによって提携店舗も利用者も増やした実績もあります。
政府主導でやるよりも、民間企業を巻き込んだ方が良いです。 かなりマイナンバー制度に近かったのが、2002年の住基ネット。 全国規模でシステム開発を行ったにもかかわらず、普及率はわずか5%だそうです。
住基ネットの失敗については、内閣府大臣補佐官の福田峰之さん(マイナンバー担当)が、「東洋経済 10/3号 いよいよ来るぞマイナンバー」にて語っています。
1つは発行に手数料がかかったこと。※500円 にも関わらず、メリットが引越をしたときに住民票の代わりになる。くらいしかありません。
この住基ネットで分かったことは、人はそんなに引っ越さない。 ある意味衝撃的ですが、当時はニュートリノの質量と同じくらいの謎だったはずです、たぶん。
ただこの引越者数のデータならば、アリさんマークの引越社の幹部にでも聞けば、「何をぬかしとるんや、コラァ!」と、やさしく教えてくれる程度の情報です。
しかしこの失敗から、マイナンバーの発行は無料にし、マイナンバーの情報はオンラインショッピングでも利用できるようにしたんだそうです。失敗は成功の母だね!
でも考えてみてください。 無料でよかったのは12年も前の話です。 今どき無料なんて当たり前すぎて、時代の変化に対応できているとは思えません。
楽天Rカード
そこでTポイントと統合させるのが、楽天Rカードです。 楽天カードでは入会時になんと5000ポイント!(5000円相当)です。 キャンペーンでは8000ポイントでしたよね。
もちろんマイナンバーカードではそこまで初回ポイントをつけられませんが、3000ポイントくらいで、かなり支持率が上がりそうです。 ポイント分はどうでも税金で調整できますし・・・
かつ、楽天カードマンのようなエンタメ色を強くすることで、子どもがマネしたくなるようなキャラクター戦略を打ち出しましょう。 子どもがマイナンバーの歌なんかを歌い出したら、親はもうどうでもよくなるはずです。
電通さんあたりに頼んで、「マイナン婆」。みたいなのを作ってもらいましょう。 ミュゼの未払いを取り返すべく、気合いをいれてプロモーションしてくれるはずです。 あみだばばぁの唄も、作詞作曲の桑田さんもお気に入りのようです。 こちらも作詞作曲してもらいます。
寺田心くんに唄ってもらいましょう。 大人の事情も踏まえた上で、きっちりと演じてくれるはずです。
成長曲線と一定数
でもこれだけで反対意見を抑えられるのか・・・ と心配になるかもしれません。また 安保法案のデモみたいになったら安倍内閣のイメージに影響がでてしまいますからね。
でも大丈夫です。 世の中には賛否がありますが、シェアがある程度を越えると急激に世論も変わるハードルがあります。 ビジネスでは、導入期、成長期、成熟期、衰退期などとも言われます。
iPhoneなんかを発売日に買っちゃう人は、イノベーターなんていわれるので聞いたことがあるでしょう。 最後まで動かない人をラガードといい、16%程度と言われています。
>11%程度で世の中に影響を与えるシェアなんて言われ、ラガードを差し引くと84%で事実場の全員支持と同じことです。 ですので、さっさとマイナンバーも「いいんじゃない?」という人が多ければ、短時間で世論の支持を得られるわけです。
じゃぁTポイントとRカードの会員でどのくらいになるのか? Tポイントで5000万人、Rポイントは楽天会員と紐付けているので9400万人。 ついでにポンタカードで6500万人、 重複もあるので平均すると7000万人。
日本の総人口1億2685万人(2015/09)。 これにカード会員で割ってを比率にすると55%。 イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティを足したくらいになり、ちょうど動く人は動いたくらいです。、どのみちこっからは伸び悩みます(ブラトー現象)。
つまり、ここからは何をやっても鈍化してしまうんです。 だったら、民間カードの紐付けをしてしまえば、頭打ちになる支持数まで一瞬で到達できるのです。
これにより、だいたいのことというか、よっぽどのトラブルでもない限り、「ポイントがつくからいいじゃないか」となります。人間なんてそんなものです。
また人間の脳は多数決には勝てませんので、過半数が「ポイントがつくからいいじゃないか」と言い、テレビCMでは寺田心くんが、「マイナン婆の歌」。考えただけであらがえません。なにより、全国の地自体でおのおのシステム導入なんて無理があります。 そこで民間企業のシステムに乗っかることによって、トラブル時に運営会社に責任を乗っけられるという超絶あり得ないメリットもあります。
これは、いけるぞ・・・
まとめ
- 人類はポイントに逆らえない
- フリー素材アイドルを使ってみた
- オレを大臣にしる!
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