ヤフオク、メルカリ、せどり(転売)。
ランサーズにココナラ。
カーシェアリングやAirbnb(エアアンドビー)。
これらのサービスや仕事って、どんどん会社という組織から離れて個人が中心になっていますよね。
こういう流れを見ていると、会社という組織がもう古くて終わりに近づいてるんじゃないか?とすら思うんです。
昭和の発想なら、お店に来たお客さんを喜ばせる。
そのためには売り手がなにかの価値を用意して、対価としてお金を頂く。
この延長が商売だったりするわけです。
売り手と買い手があって、売り手に雇われて仕事をしてお金をもらう。
これって工業化時代のなごりなんですね。
でも、個人間取引がここまでやりやすくなると、売り手と買い手の立場が固定されなくなっちゃうわけです。
今日は洋服屋で洋服を買ったけど、週末はその人に個人でネイルをしてあげたり。
実際、ファッションだと売るばかりのお店がすすみ、ユニクロのようなファストファッションが普通になる。
そうなると、もう売ろうにもそこそこの商品では売れなくなっちゃうわけです。
で、買取業者ってのもあるんだけど、メルカリで売買しちゃうわけです。
てことは、洋服あげるからマッサージしてよ。
なんてことが進むと思うんですね。
もう、店側が一方的に何かを提供するだけの時代が終わりを迎えている。
と、私が勝手に思うだけなんですけどね。
うちのお客をたのしませてやる!
なんてのも、もうちょっと違うんじゃないかと思うんです。
プロより詳しい素人
パソコンなんてのはわかりやすいでしょう。
アキバあたりでは、店員さんより詳しい素人がいっぱいいるわけです。
売り手が詳しいわけじゃない。
これってある意味恐ろしい。
だって「価値」ってなんなのか?
って考えるとよくわからないですからね。
1つは店員が絶対的にくわしくなる。
うん、それはいいアイデア。
でも、個人間取引が進むので、その店員は会社に雇われてるより独立する可能性が高くなっちゃうわけです。
かつ、現実的に最先端の知識を獲得し続けることができるか?
と考えると、それはそれで難しいでしょう。
そうではなくて、ある時はめちゃくちゃ詳しいAさんのナレッジを使って、ほかのお客さんからお金をいただく。もちろんAさんにも分配される。
そしてあるときはBさんが、Cさんが・・・
と循環するコミュニティになるでしょうね。
お店が頂点にたち、誰かを雇う雇われる。
それとは違うステージが、個人が主役の時代でしょうね。
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