自己ベストなんか意味なくて、でも市場価値(お客さん)にとっての価値ベストじゃないと売れるわけない。
でも、眠たいビジネスでありがちなのが、自分のことしか見てなかったりするわけです。
大雪の帰宅ラッシュに当たる人
自分しか見えてない人は理解するのは難しいけど、他人の視点で考えればわかりやすい。
大雪だった2018/01/22。 天気予報もかなり正確で、午後からは本降りで積雪の予想。
こうなるとサッサと帰ることができるかどうか。 これがその日、翌日のパフォーマンスを決めるわけですね。
もうお昼のワイドショーで雪のピークは午後8~9時と出ています。 朝から雪が積もっているのに、ピークがこれから。
どう考えても帰宅ラッシュは地獄になるわけですね。 私ならもうお昼たべたら、終わりで帰ります。
だって帰宅するのにストレスがかかるから。 ありえないことが起ることがわかってるから。 誰だって、わかりますよね???
でも安定の帰宅ラッシュが起きるわけです。 午後5時とか。
なにより、むしろ午後10時とかの方が空いてたくらい。 なんのために早く帰ったのかわからない。
でだ。
午後5時くらいに、駅に入場制限とかあったりバスに乗れなかったり。
この時に、「私はいつもより早く退社してるんですよ!」 なんて理由で譲ってもらえるか?
んなわけないですよね。
だってみんなも「いつもより早く退社してる」から。 いわば、みーーーんな、自己ベストの早さで帰宅した。
でも、市場価値からしたらむしろボリュームゾーン。 みんなと同じ。
だからラッシュになる。 ごくごく平均的、普通の代表だから混む。
商売なら、そのた大勢と同じ比較されるから選ばれない。 だって同じようなものは、選ぶ理由がないんだもん。
ビジネスでもまんま同じ
自己ベスト!より価値ベストというのは、自分の最高だとしても、受け手にとって普通だったら価値も優位性もないってことですね。
- もう原価率いっぱいですよ!
- 人手が足りなくてまわらないですよ!
- これ以上だと赤字ですよ。
とか言っても、お客さんや市場からみたらできてる会社はあるし。
お客さんにとっては、ただただ良い店と普通の店の違いだけ。
理由もなく高かったり悪い物をを買う人はあまりいないわけで、その結果が売り上げや利益になってるだけだったりするわけです。
自己ベスト。比較されたら、ごく普通。
韻が踏めないのが残念だけど、そーゆーこと。
あ、
サッサと帰った方がいいなんてわかってるよ! 会社が帰宅の許可を出すのが遅いんだよ!
というかた。 全くその通りですよね。 ごくろうさまです。
たぶんこんなに降るとは思わなかったんでしょう。 根拠のない自信というのは、そういうものです。
まんま、アホなのは会社だ!というのに同意します。
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