夏の甲子園。大阪桐蔭の優勝はどうでもよくなり、金足農業のニュースばかり。
いわば連覇の大手企業に対して、地元でがんばっている個店みたいな構図ですよね。
優勝は大手の大阪桐蔭ですが、ワイドショーではほとんど触れられません。
今も、金足農業野球部ナインの到着を放送しています。
試合の勝敗どころか、高校野球すらどうでもよくなってる。
これって、これからの個店、中小企業に大きな期待をさせますよね。
応援される条件
劇的な2ランスクイズ!
103年ぶりの東北勢の決勝進出!
という話題があっても、負けてもどうでもいい。
まるで日本代表が健闘したかのような扱いです。
これ野球はどうでもいいとして、ビジネスで考えると心強いですよね。
Googleトレンドをチェックしてみます。
知られたきっかけは、103年ぶりの決勝が決まった時みたいですね。
でもこれだけだと、今までもよくある話ですよね。
弱小チームががんばったというパターン。
でも今回はちょっと違うわけです。
負けてるのに負けチームが圧倒的に特集されてるんですから。
大阪桐蔭との格差
やっぱりこの要素は外せないのでは?と思うのが、決勝の対戦相手、大阪桐蔭との差。
特に、全員が地元の出身と、ある意味全国選抜。
※@yuyaarashi0831さんの画像
これって高校野球の原点を考えさせられる。
という他人事じゃなくて、なんか応援したくなりますよね。
まるでいろいろな制限の中でがんばってる自分みたいだと。
つい先日の捜索ボランティアの、尾畠春夫さんにも通じる感覚。
こういう条件の中でがんばって結果を出した人がいる。
そう思うと人って応援したくなるのかもしれません。 空港のお出迎えとか、そこに行くだけでもなかなかの料金です。 それでも応援したい、時間や手間はもちろん、お金もどうでもいい。
秋田空港の人だかりがなぜすごいかと言うと、秋田市中心部からか堂々千円弱で30分超ぐらいかかるアクセスの微妙さにも関わらずあれだけ集まっているところです。#高校野球 #金足農業 pic.twitter.com/OQe1l9XJk4 — an_shida (@an_shida) 2018年8月22日
小さい会社
こんな心理があるんですから、むしろ小さいビジネスの方が有利ですよね。
寄付金の募集すら、紹介されまくりです。
皆さん、どうか知ってください・・・!#金足農業 pic.twitter.com/HSqSHiOvGC — タンバル (@kokuminminshu) 2018年8月18日
これが商売だったら、うはうはでは・・・
そう考えると、なぜ結果はどうでもよく応援されちゃうのか?
考えてみると自分の商売にとてもプラスになりそうですね。
私は「自分と同じ」や「努力している」と思われるのは、とても大切なのかもと思いました。
でも多くの会社やお店も、みんなと同じように努力してますよね。
だとすると・・・
それをどう伝えていくか?
というのがキーポイントかもしれません。
コメント