酒の値上げで消えて行く店

ドリンクを飲む マーケティング

安売り禁止でアルコールの価格差が減少

2017年の6月1日から「酒税法の一部改正」により一部のアルコール類が値上げされます。 この場合の一部は、量販店や大型スーパーなどが対象で、、財務相が酒類の販売価格に「公正な取引の基準」として介入したんですね。「安売りしちゃいかんよ!」と。

そもそも赤字販売が可能な理由の1つが、販売奨励金。 いっぱい売ったらボーナスがでるわけですね。だから赤字だろうがトータルでプラスになると。これもなくなるので、表向きには、小さな酒店を守るという大義名分ですね。

でも、これで小さな酒店が今さら影響を受けるか?と考えれば、あまり関係ないでしょうね。 今どき量販店と勝負できるようなお店は、すでに価値や魅力を持っている可能性が高いからです。 逆に、安さで負けてたお店にとってなんら影響はないでしょう。 ※量販店より安くなるわけじゃないので

ネット販売

そして時代的にはやっぱりネット。大型店との差は縮まっても、ネットとの差は開いていくからです。 カクヤスやイオンなどのネットスーパーだけじゃなく、アフィリエイトサイトもどんどん増えます。

たとえば・・・ ビールを例に挙げたいのですがアダルトサイトになってしまうので、未成年でも合法になる「甘酒」。ビールとかだと思ってくださいw

甘酒を楽天でアフィリエイトしてリンクを作ったのがこちら

これでもし、↑のリンクから購入されると売り上げになります。(販売店&楽天&私に) で、このページが作成されたら残ります。 小さな酒店にとっては、こんなかんたんなことでライバル店が増え続けているんですね。 ちなみにアマゾンでも同じです。

これだけで「甘酒」の販売ページができてしまいました。まぁ売れないですがこれ、専門サイトにしてSEOやPPCで集客するって方法もあるわけですね。 それは別の話になるのでここでは、ライバル店がネットではどんどん増えている、ってことが重要なポイントです。

今後の予想♪

この現状を考えると、小さなお店が大手と同じ商品を売っていくこと自体にもう無理があります。 それには自店の価値をあげましょう!となりますが、現実にできるのは少数かもしれませんね。

市場がネットに移行していて、なおかつライバル店の紹介(アフィリエイト)もどんどんされている。 こうなると、それぞれのお店が選ばれるための価値(お客さんがあなたの店で買う理由)が必要になるってことですね。

もっとも、ネットを強化するという選択肢もあります。 人にフォーカスすればスマホでもわかるように市場はネットになっていることを確認できるでしょう。 だったら人の流れにしっかりと乗る。というのも方法の1つでしょうね。

何も価値作りができなければ、町の書店やたばこ屋さんみたいに消滅していくだけでしょう。

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