優秀なチームと残念なチームでの2つの違い

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「優秀な集団」が常に優秀で、「無能な集団」がいつでも無能な理由

 

優秀なグループは何をやっても優秀

成績が良かったグループにはすべての課題で良い成績を上げる傾向があり、成績が悪かったグループにはすべての課題で成績が悪い傾向があった

 

そりゃ、優秀な人間がいれば何をやらせても成績がよいってのは当たり前じゃないの?

と思いきや、まったく別のことも明らかに。

個人の知性がグループのパフォーマンスには直接的な影響を与えなかっただ。

つまり、優秀な人間がいるグループだから、何をやっても優秀というわけではない。

 

 

メンバー同士のコミュニケーション

チームの優秀さを決めるのは、メンバー同士のコミュニケーションだったと。

成功したグループは民主的で、全員が同程度に意見を述べていた。
研究者は「発言の順番が平等な方法で決められていた」と観察している。

つまりみんなの意見を取り入れるということですね。
取り入れるといっても平等ではなく、考察をする。

とりあえずアイデアを出し、それについてみんなで検討するという特徴があったと。

 

また

成功したグループは「社会的感受性」が高かった。

とのこと。
空気を読むような能力が高く、言葉にならない気持ちなどをくみ取れると。

 

 

ダメなのがワンマン的

逆にダメなグループの特徴は、リーダー的な存在がいないこと

自信満々のメンバーが他人を威圧するような発言をしたり、萎縮したメンバーが発言を控えることで良いアイデアが失われたりするリスクはなかった。

会議なんかだとよくありますよね。エラい人、声の大きい人が仕切ってるような場合。
そのような場合、自信はあっても高品質な結果には結びつかなかったと。

 

女性が多いとよい傾向があるけど、女性がいても男性ばかり主張しているようなグループはイマイチという傾向も。

女性が半分以上を占めるグループでは際立ってスコアが高くなる。
逆に女性が少数派のときは、男性によって議論から締め出される傾向があった。

これもよくありますよね。
女性の社会進出!女性が働きやすい職場!とか、男性ばかりが大声で言ってたり。
そういう所では女性の能力は発揮されず、グループの成績も芳しくない。

 

優秀なグループには、女性は半数以上いた方がいい。そしてみんなが発言する。
一部の男性が語ってばかりというのは、成績が芳しくないチームの特徴ってことですね。

 

 

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