地下アイドル仮面女子が女性インディーズで史上初のオリコン1位!
仮面女子に学ぶ、これからのビジネスモデル。 時代は多産型♪ 仮面女子の仲間って、たくさんいる。 つまりどれかが当たるといいね、というローリスクのビジネスが今後も増えていくでしょうね。
仮面女子とは、アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズの3ユニットがごうによって結成される地下アイドルグループ。 2015年1月1日発売の「元気種☆」が、13.2万枚でオリコン初登場で一位を獲得。
これは女性のインディーズでは史上初の大記録なんだそうな。 仮面女子、知ってました? 私はしりません。 NHKの「ドキュメント72時間」で貧乏アイドルとして紹介されたとか。 でも、知らない人も多いかと思うんですね。
でも、日本で1番売れてる。それもオリコンでのランキング、すごいよね。 でも1位になるくらいですから、ある地域では圧倒的な支持率なわけですよね。私たちが知らないだけで。
地下アイドルが全国で1位、でも13.2万枚で1位というのはマーケットが細分化しているってことですよね。 昔だったら資金力で広告をだして、大きな事務所が露出を増やすのが王道でしょう。ごり押しなんていいますしね。
でも今回の仮面女子のようなパターンが、最近は特に増えています。 まぁさかのぼれば会いに行けるアイドルのAKBなんかが走りなのでしょうが、
キーワード多産系
多産(たさん)は、たくさん子どもを産むこと。 今まではスターとなるアイドルに莫大なコストをかけていたわけです。 それこそピンクレディーやキャンディーズとかたのきんトリオとか。
でもこれでは当たれば大きいけど、外れた場合の損失が大きいわけですね。 私の時代ではセイントフォーなんかが大規模なプロモーションをやってコケた記憶があります。 というかそもそも潤沢な資金やバックボーンがないとチャンスもなかったわけです。
ところが、おニャン子クラブから?でしょうか、イニシャルコストがとても安く、展開次第でヒットするパターンが出てきたわけですね。 メイドカフェなんかもそうですが、常設のステージがある方が大きな展開に結びつきやすいようですね。
AKBやらSKEやらはAKB劇場。 先日の有馬記念に抜擢された でんぱ組.incの秋葉原ディアステージ。 つんく♂プロデュースのバクステ外神田一丁目なら「AKIHABARAバックステージ」などなど。
でも常設ステージなんて資本がないと無理ですが、アキドラなんかは、もうしっそなステージ。 椅子やテーブルのその都度で移動するというローコスト。 売り上げに応じて大きくしていけばいいわけですね。
まさに現在のビジネスと同じで、自分の思い込みでギャンブルをしてもダメ。 それより、ローコスト手市場の反応を見ながら変化させていく時代でしょう。 ネット、それもソーシャルがこれだけ普及すると、コミュニケーションを軸としたプロモーションができますからね。
広告費に突っ込む金がなくても、キャストにブログとツイッター書かせることで、ファンのフォロ-ができちゃう。 まぁ文春の接待疑惑とか恋愛問題とかつきものでしょうが、ビジネスのリスクとしてはちいさいもの。 だってエースに依存した組織じゃないから、メンバーが少し抜けても大丈夫(笑)
例えば、仮面女子の中のアリス十番の中の 立花あんなさん。フォロワー22,152。 一番下にあった、仮面女子の中のアーマーガールズの中の月野もあさん。 フォロワー11409。 まったくしりませんが、万単位のフォロワーに支持されてるんですね。 私なんか「相互フォロー」でツールを使っても、2000の壁ですよ(ヲイ)
ちなみにアリスプロジェクトのユニット一覧
- 仮面女子
- アリス十番
- スチームガールズ
- アーマーガールズ
- アリスオブナイトメア
- OZ
- ぴゅあふる
- チェリーブロッサム
- Prism
- ほわいと☆milk
- ぱー研!
- 街角景気☆仮面女子↑
- スライムガールズ
- ゲームガールズ
- アイドル妖怪カワユシ?
- トッピング☆ガールズFINAL
- ポイサン委員会
- スープ☆ガールズ
- 肉汁ガールズ
この人数でソーシャルを駆使してるわけですね。 広告費に換算するとどんだけなんでしょうか。てか顧客フォローとして考えれば広告じゃできませんからね。
今回はオリコン1位ですが、たぶん売れなくてもやっていけるはず。 アリス十番で3年続いてるわけですから、コアなファンのリピートで採算が合うようにできてるんですね。
小さくローコストで始めて、複数展開する。 昔から言われることですが、今まさにネットとソーシャルのおかげで簡単に実現できる時代ですよね。
ローコストで変化に対応する市場適応型。 だから継続できるので当たる時もでてくるでしょうし、外れてても黒字になる。 ネットやソーシャルを活用することで、なんてステキなビジネスモデルができるんでしょうか。
最悪なのは、思い込みでどーーーん!とコストをかけて、ランニングコストが回らなくて撤収というよくあるパターン。こわ。 アキバのパセラなので、今度行ってみたいと思います♪