黒字リストラとは、会社は儲かっているのに人員削減すること。
そんなのあるの? と思ったら、最近はよくあるんですって。
事実、このようなデータがあります。
2019年に早期・希望退職を実施した主な上場企業は35社。
※東京商工リサーチ調べ
対象者は、1万1,351人
※1万人を超えたのは、6年ぶり
つまり大企業ではガッツリとリストラして人員を減らしているんですね。
まぁ中小企業は人手不足と言いますが、正社員を減らしているということでしょう。
で、
この35社の早期・希望退職は経営が苦しいからか?
というと必ずしも宇そうとは言えないのです。
なぜなら、35社のうち20社は最終損益が黒字なのにリストラを行っていたから。
理由は将来の経営見込みを考えた場合、将来の負債になる人材をカットするため。
いわゆる「働かないおじさん」が増えることがわかっているので、早めに対処しているわけですね。
逆に、新卒には年収1000万円!なんて求人もでてくる。
これって、生産性の高いスキル、能力に対しては喜んで投資する。
ただ従来の年麹列の給与体系だと、いずれ会社の経営が傾く。
そのための黒字リストラなんでしょうね。
もっとも働く側としても、自分の能力を存分に発揮できる会社を選ぶ。
または、起業して定年とは関係ない実力主義の世界にチャレンジするのかもしれませんね。
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