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ガチャめし

ガチャめし お手本の事例

メニューをガチャで決める

高速道路のサービスエリア。食事や休憩で立ち止まる場所ですが、今「ガチャめし」というのが話題になってるんですね。
ふ~ん。とニュースサイトを見ていたのですが、これまがまた学びの多い事例でなんです。

「ガチャめし」は、ゲームのガチャ(くじのようなもの)名前からして想像がつくように、何が出てくるかわからないメニューです。
1回500円。でてくるのは7~800円。

大当たりは、「但馬牛、但馬牛うどん・そばセット(2100円)」で大変お得で驚異的なコスパです。

実際にこれが大好評

西紀サービスエリアの担当者によると、初日の朝10時から夕方までで、1回500円のガチャが70回以上回された

とのこと。まぁ大好評!は言ってみたものの普段を知らないので比較対象がわからないですけど。でもネットニュースにもとりあげられたということですから、この企画は成功でしょう。

な・の・で・す・が、

この企画、奇をてらったものではなく、「人にフォーカス」した、業務の効率化の結果だったのだから驚きです。

券売機の行列を解消が目的

「人にフォーカス」という視点で考えると重要なのは、「ガチャ」でもなければ「コスパ」でもありません。

一見すると、

  • ゲーム性をもたせて価値を作った
  • ネタになりそうな企画を考えた
  • プレスリリースを狙ったアイデア

なんてことかな?と思ったのですが、ニュースサイトに担当者のコメントが掲載されていました。

そもそもこの企画は、

夏季ハイシーズン(※旅行客が集中し、混み合う時期のこと)対策会議の際、「券売機の行列を解消する」「回転率を上げる」

という、実にマジメな話が元になっているんですね。

たぶん、「メニューをわかりやすくする」、「看板を見やすいところに設置する」、「おすすめメニューをつくる」などの定番アイデアも出つくしてたでしょう。そこで、

ある社員が「昼飯なんかなんでもいいわ~」

実はここが盲点で、その一言で「何を食べたいか決まっていないお客さんがいる」ことに気づいたとか。

まさにここ。重要なのはアイデアではなく、何気なく出た言葉に気づける感性に驚きました。

別にお客さんが、「ガチャがいい”」とか言ったわけでもなく、アンケートを取ったわけでもなく、直に聞いたわけでもない。
でも会議に出た「昼飯なんかなんでもいいわ~」という言葉に反応できる人がいたわけですね。

「券売機の行列を解消する」というこちらの要望と、「メニューはなんでも良い!」というお客さんのの要望がマッチすればいいわけですね。そこで券売機の前で迷わせずにこちらでメニューを決めてしまう。という荒技です。

そしてその荒技を、どうせなら楽しんでもらえないか?と考えたのが「ガチャ」だったわけですね。あくまで実利ありきで、その上に楽しんでもらうという発想がすばらしいです。

ストレートに、決められないなら・・・ と、「店長おすすめ!」なんてPOPが良くありますが最悪ですね。(おすすめの理由がない)ほんと思考停止のお手本です。
でも単に「メニューが自動で決まります。」ではおもしろみもなく、参加者も少ないでしょうし、ニュースで取り上げられることもなかったでしょう。

もう「遊ばざる者、働くべからず」時代が来てるわけですが、今回の「ガチャ」も、「ガチャ」で遊んだことがなければ出てこない発想でしょう。

でも、「ガチャ」で、SNS用に写メや動画を撮られたら、結局「券売機の行列を解消する」に反しないか?と思わなくもありません。

でも勝手な推測ですが、差し引いてもプラスではないでしょうか。

理由はまず、券売機に「ガチャ」をプラスしたから。券売機が2台になったようなものですね。既存の販売機でガチャをやったら、ボトルネックが加速するだけですが、あくまでガチャをプラスしたから。

あらたに「ガチャ」を券売機として追加したわけですね。だから普通のお客さんは普通に買う。ガチャをやりたい人はガチャをやる。

これって券売機をガチャの値段で手に入れたのと同じです。コストも安く管理も楽なのに、券売機の働きをしてくれるわけです。

ただのおもしろ事例のようですが、店側の希望とお客さん側のメリットを両立させ、独自の価値を作ってニュースにしてしまったのです。

ちょっとした言葉を拾えるか、スルーするか。

人の話を聞くって、大切ですね♪

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