歌舞伎町のぼったくりキャッチに学ぶ、集客しない集客法

ロボットレストラン マーケティング

歌舞伎町ギラギラガールズのトップページの注意点は?

ギラギラガールズ

 

先日こんな■歌舞伎町のぼったくり■の話がありました。 このぼったくりのスタートは「ギラギラガールズ」に行こうと思ってたんですね。 そこで気になりギラギラガールズ公式ページを見てみました。

 

一番大切なトップページ。それもファーストビュー(画面を開いたときに見えている部分)に書いてあるのが、【違法行為は行っておりません】、【ギラギラガールズは1店舗しかございません】という注意書き。

 

WEBデザインやランディングページ制作をしている人にとっては、一番大事なところにこんなことを・・・ と思うかもしれません。 しかしギラギラガールズは、今や日本を代表する観光地?となったロボットレストランのとなり。系列店なのです。 ※外国人に人気の日本の観光スポット 2014にて16位。

 

ロボットレストラン

 

つまり、指名検索されるようなお店なのです。 検索広告出して、ページを見てもらって、ヘッダーは一目で何やかわかるバナーで、担当者が笑顔の写真で、キャッチコピーを書いて、お客様の声を載せて・・・ といういわゆるランディングページの作成法なんてどうでもいいくらい集客できてしまっているわけです。

 

こうなると、集客には困らない。お客さんも来るのでコンバージョンも困らない。 だから売り込みはいらない。 むしろ、満員だったときに、知らない人がぼったくりに騙されないように、とトップページに書いてあるわけです。

 

これは、売れているお店ならではの発想でしょう。 でも、わざわざ一番大事なトップページに書く必要があるのか? と思いますが、それが売れているお店の発想なのですよ。 金持ちと貧乏人の考え方が違うのと同じです。

 

推測ですが、自店に来てくれたお客が騙されるのは、自社のお客さんが騙されのと同じ。 結局は、将来のお客さんを失うことになります。 いわば、売り上げにならなかった自社の顧客。 そこまで想像できるかどうか? 儲かる企業というのはそういうものかもしれません。

ぼったくり呼び込みの集客法

前置きが長くなりましたが、逆に考えるとギラギラガールズに満員で入れなかったお客さんを狙ったキャッチがいる、ということですね。 公式ページのトップで警告する必要があるくらい、少なくないということです。

 

「満席で入れないので、系列店の方へどうぞ」というのがトーク(キャッチコピー)で、非常にターゲットの今の気持ちに合わせた秀逸な集客方法です。違法だけど。

 

自社でがんばって集客するよりも、集客できてるところに便乗する。 いわば、集客しない集客法です。  賢いことを考えました。(詐欺だけど)

 

ただアフィリエイトではよくある手法で、ぼったくりでなければ別に問題ないでしょうけどね。 お祭りにあわせて出店する縁日の屋台とか、あった方が喜ばれたりするわけですから。

 

自社の商品やサービスも、集客できている所に便乗できないか?と考えてみると、とてもかんたんに集客できてしまうのですね。 まさに集客しない集客法です。 もちろん、悪いことはいけませんよ。

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