コロナの影響と無利子融資



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ウイルスの影響は中小企業を直撃しており、その対策として無利子融資が政府により実施されることになりました。
対象は前年度よりも2割以上の減益となっている中小企業です。

 

コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くの国が人の移動を制限するようになり、また、日本国内では学校の臨時休校やイベントの中止により、開店休業状態となるお店がどんどん増えています。

 

 

お店を閉めることによって従業員の給料も減少することになり、家計への影響も無視できない状況です。
学校の休校により給食を担っていた企業は受注が途絶えてしまう状況となっています。

 

多くの中小企業が倒産の危機に瀕していますから、無利子の融資は非常に有効な手段となるでしょうね。
もちろん、コロナウイルスの感染が沈静化しない限り、元の生活に戻ることがまず無理なのです。経済界の安定はずっと先のことになります。

 

 

無利子の融資を受けられたとしても、それだけで長期的な展望が開けるわけではございません。
自分が働いている会社が倒産した後の仕事を見つけることは容易ではないでしょうね。

 

中小企業だけにしないで、仕事を失った個人への融資も一部の自治体ではすでに始められています。
いずれは全国に広がっていくこと。
中小企業の経営は難しい判断を迫られています。

 

 

 

ただ新型コロナウイルスが相手です。自分たちで何とかなるはずもございません。
状況をただ見守るしかない。
もちろん、このような状況でも何とか状況を改善しようと積極的な行動に出る企業もあります。

 

ウイルスをテレワークや働き方改革のチャンスととらえることも可能なのです。
そのための資金として、無利子融資を活用すればいいのです。

 

 

無利子融資については過去の経験を踏まえることがポイントです。
災害の被害を受けた企業への融資の際は、審査が甘くなり、審査に通すべきではない企業に対しても多額の融資をしています。
そのため、審査は厳正に行われることになります。

 

経営が行き詰まっている中小企業は会社の経理資料を見ればすぐにわかります。
災害とは違って、審査のための資料が紛失しているわけではありません。資料を提出できない企業は少ないでしょう。

 

融資を受けたいと考える経営者はすでに審査の準備を進めています。



 



 

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