中小企業への無利子融資とコロナ

中小企業を対象とした無利子融資が政府によって実施されることになりました。
対象となる企業はコロナウイルスの影響により業績が悪くなっていることが条件となります。

また、中小企業だけではなく個人事業主に対しても新型コロナウイルスの影響があれば無利子で融資を受けることが可能です。
無利子であっても融資です。　いずれは返済した方がいいですよね。

また、金利は3年後に一定割合が科せられる内容になっていますから、高額な借金はできない。
日本全体の経済活動が新型コロナウイルスの影響がなかった時期と同じレベルに戻るまでには、かなりの時間がかかると予想されます。

したがって、融資の返済が可能になる時期はかなり先になること。
営業活動の自粛によって仕事がありませんから、企業を存続させるための方策を考えることができないのです。

観光業は飲食業では客がいなければ何もできないのです。
特に外国人が。訪れていた地域では事態は深刻です。

中小企業や個人経営の店舗は倒産してしまうこと。
政府による無利子融資は企業にとっては大きな支えとなります。それによって改善できることは多くないのです。

新型コロナウイルスの感染が収まるまでのつなぎの融資となるだけです。
今回の自粛ムードを一新することは容易ではありません。なので、経営方針を見直すところも出てくる。

業務の効率化を図るとともにリストラにより、規模を縮小するのです。
もちろん、それが企業にとっていいことではないのですが、先行きが見通せない状況では人員整理や閉店も視野に入れなければなりません。

リストラにより収入を失った人も政府の融資を無利子で受けられます。
中小企業への救済策だけでは日本経済の立て直しは難しいのです。

会社に勤めている人は自分の会社がどうなっているのか状況になっているかを確認しておくことをおすすめします。
影響を受けやすい業種は限定されています。中国からの部品調達ができなくなって製品の製造がストップしている工場も増えてきました。

工場を閉鎖し、社員は自宅待機となっているのです。
非正規雇用の場合は自宅待機での会社からの収入保証はありません。なので、政府による補助金支給が決まっています。