コロナと中小企業への融資

中小企業が新型コロナウイルスの広がりにより大きな打撃を受けています。
初めは旅館やホテルなどの観光業でした。

中国人の中にコロナウイルスの感染者が出たことから、中国人の入国制限となり観光地は人がほとんどいなくなったことはニュースでも流れていました。
その後、日本国内でも感染者が出たことで感染源は海外だけとは限定できない状況となり、企業への影響は広がりを見せ始めたのです。

屋形船やカラオケ店、イベントハウスなど多くの人が一定時間部屋の中にいるとコロナウイルス感染の危険性が増すことが指摘されました。
この状況により、多くの実際のお店が開店休業状態となってしまいました。
中小企業だけではなく個人実店舗も少なくないのです。

1日毎の利益がなくなれば、経営は一気に悪化してしまいます。
貯蓄があれば一時的に凌ぐことはできるでしょう。　それには限界があるのです。

そのために政府や自治体が決めた無利子融資が有効に活用されなければなりません。
もちろん、すべての融資が無利子となるわけではありませんし、融資決定のための審査がありました。

中小企業にとっては正念場ということですね。
ただ新型コロナウイルスの感染が沈静化しない限り、経営改善は望めません。

倒産が増える可能性もあります。
企業の倒産が増えれば、その分だけ失業者も増えますから、社会全体が冷え込んでしまいます。

新型コロナウイルスは依然警戒しなければならない状況であり鎮静化が見通せません。企業の経営者は非常に厳しい運営を迫られています。
テレワークを積極的に取り入れることで状況を改善しようとする動きも加速しています。

この働き方は継続させることが可能なのです。　コロナウイルスの影響を逆に利用して業務改善を進めることができるかもしれません。
無利子または低利子融資を活用することで設備導入を図るのです。

テレワークによってコロナウイルスの影響を防ぐことができますし、通勤による負担を改善することができるのです。
パソコンとインターネットがあればできる仕事は少なくございません。

ただ、製造業や観光業はテレワークの守備範囲外でしょうから、厳しい状況は変わらない。
それでもできることから始めることが求められています。