ケロリンさんのリスク対策お見事ですね♪

「ケロリン桶」に酒類を入れて提供しないよう製造元が注意喚起　複数飲食店で横行

銭湯にあったケロリンの桶。
その桶で飲料を提供する飲食店があるんだと。

【ケロリンの桶】

でもこの桶、食品衛生法上の食器ではないため、各種規格適合、溶出試験を行っておらず、食品衛生法第15、16条に違反するんだって。

インスタ映え向けなのか、見ておもしろいというのはわかります。
でも違法行為になっちゃうし、実害もあるかもしれないと。

で、ケロリンさんがお見事なのは、先に自社からのニュースとして出したこと。
どこかで問題が発生したからとかでもない。

問題が発生しても飲食店の問題。

なのに、メーカー側として情報発信したわけですね。

これにより事故やトラブルを未然に防ぎ、かつ自社の存在アピールがニュースになる。
ブランドの認知度アップになったったわけです。

トラブルが起きてからグダグダやるのではなく、トラブルの芽を見つけて逆に利用しちゃう。
広報の方どうかはわかりませんが、しっかりと社会に目を向けて自社との関係性を意識しているからできること。だからお見事なわけですね。

情報が自己開示や自慢しかできないと、こういう発想がそもそも生まれません。
ネットの使い方としても秀逸ですね♪