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メガネスーパー V字回復!

メガネ お手本の事例

安売りからの脱却

この手の記事が好きなんですよね。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/06/news018.html

安売り止めて、業績が回復したよって話。

8年連続の赤字、倒産寸前から9期ぶりに黒字。
その秘訣が、安売りをやめたから。

 

他社の安売り攻勢に対抗してた頃は、どんどん赤字に。

メガネスーパーは顧客が増える見通しもないまま、一斉に在庫商品を値下げしてしまったのだ。「自滅した」(斎藤氏)格好だ。

 

よくあるパターンだよね。
とは思っても、当事者として何をやったらいいのかわからなかったら、しかたないのかもしれません。

 

ただ客観的に自分の価値をみられるかどうか。

「眼鏡専門店としての認知度が高く、昔から付き合いがある顧客がいること」。新規客は少なくなっており、顧客の7割は45歳以上。必然的にシニア層のデータが集まり、その客層に合った接客が磨かれていた。

これは中小思考がなせる技ですね。

うちも時代にあわせて安さ勝負したるで!では惨敗・・・

 

あれ、でもうちのお客さんは中年の方が多く、接客も得意じゃん。
だったら、レンズの安さとかじゃないく、「目の健康」に関心があるんじゃない?

 

まさにこのよは気づけるか気づけないか。って感じですね。

他のどの店よりも「健康」に関するサービス品質を高めるため、「検査」を充実させたのだ。単なる視力検査ではなく、目の機能を測る眼体力や眼年齢、生活環境なども考慮した検査を実施し、最適な眼鏡を提案する。検査は最大52項目で、1時間かける。他社を大きくしのぐきめ細かさを実現していた。

老眼、ドライアイ、白内障、緑内障、飛蚊症・・・
目の障害はこれから爆発的に増えることが予測されています。

それって人が意識するタイミングとマッチしているわけですね。

 

 

ビジネスモデル

そしてそしてビジネスモデル。

1年間の保証サービス「HYPER保証」に加え、月300円で3年間保証する「HYPER保証プレミアム」など、付帯サービスも充実。HYPER保証プレミアムでは、3年間保証を利用しなかった場合、1万800円分の商品券がもらえる。

あらたなサービスをつくって、加入しておいた方が良い状態に。

 

しかも別の好循環を生んでいるのが、コンタクトの売上もアップ。

買い替えの際にまた来店してくれるという好循環が生まれている。コンタクトレンズ用品を定期的に配送する「コンタクト定期便」の利用者も増え、収益に貢献しているという。

これは想像でしかないのですが、私がお客だったら頼もしいです。

 

同じコンタクトレンズがちょっと高かったにしても、目の専門家から買いたいです。
だっていい物を売ってくれそうだし、ちょっとした相談もできそうですし。

そう考えると、同じコモディティ商品だったとしてもプロから買いたいです。
特に健康に関する物ならなおさらですね。

 

赤字の頃は1万円程度だった顧客単価。
さらにサービスを充実させた店舗では4倍以上。

次世代型店舗の客単価は、全体を大きく上回る4万5000円。

これって集客が同じでも利益だけアップするわけですからね。

 

 

グランドデザイン

そしてビジネスモデルの先にある、グランドデザイン。
自社はなんのために存在するのか?

 

さらに力を入れるのが、地方に地盤がある眼鏡チェーンのM&Aだ。低価格店の広がりや後継者不足などで眼鏡店の廃業は増えている。「地域の目の健康を守る」という志を共有できる企業に対して、メガネスーパーの経験やノウハウを伝えていく。

 

ここまで意識している会社はすくないのかも。

たぶんこれから、ビジネスモデルが・・・
ってのが増えるはずですから。

 

まとめ

  • やっぱり安売りは難しい。
  • 自分の強みを客観的に見つけるのは大切
  • ビジネスモデルで収益安定
  • できればグランドデザインもね♪

 

 

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