休業補償とは何か

休業補償とは会社で働く人たちが安心して働けるようにすることです。
つまり、企業は社員の生活を保障しなければなりません。一般的には会社がお金を出して休業補償をします。

 

ただ、コロナウイルスの感染拡大で企業にそれだけの余裕がなくなってしまったため、国が休業補償を実施することとなりました。
そこで新たな問題として指摘されたのが個人事業主への休業補償です。

 

 

個人事業主は企業に属していません。
その代わり、自分がやりたい仕事を自分で見つけてくることができる自由な働き方です。その状況を自分から望んだの。誰からも休業補償をしてもらえないことは自業自得と言えるかもしれません。

 

しかし、コロナウイルスの状況はすでにそんな議論のレベルを超えてしまいました。
会社も個人も一定の補償がなければ生活そのものが破綻してしまうのです。

 

 

 

早いところでは2月頃から厳しい経営が続いていますし、まったく給料がなくなってしまった人もいます。
国がそれを放置することはちょっと無理です。一定の条件を満足すれば中小企業と個人事業主に休業補償を行うことが決まりました。

 

もちろん、これだけですべての人が救済されるわけではございません。
しかし、できるところから迅速に救済制度をスタートさせることが重要。

 

 

コロナウイルスによる自粛要請は緊急事態宣言を受けたものであり、個人の営業努力などでカバーできるはずもないです。
ただ、個人事業主にとっても休業補償の給付は朗報ですが、それだけで終わらせることはちょっと不可能なのです。非合法な方法くらいあれば変化するでしょうが。
これからの生活を真剣に見直す必要がありました。

 

つまり、今までの仕事のやり方を変えなければ、また同じ状況になってしまう可能性もあるからです。
もちろん、コロナウイルスの感染はいずれ終息しますが、元の仕事のやり方ではなく、リスクに対して耐えられるようなビジネスのあり方を模索する時期と言えるでしょうね。

 

 

 

よく言われることですがピンチはチャンスです。
個人事業主として安定した収入を得るのみにしないで、時には挑戦も必要です。それができるだけの体力を付けなければなりません。

 

資金繰りを安定させるためにどうすればいいかを考えましょう。
単にお金のことだけじゃ足下を見られるかもしれません。仕事全体を見直すべきです。

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