仕事がはかどる環境づくり

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレワークが多くなった人も多いです。テレワークを始めた頃は、朝早く起きて準備して、満員電車に揺られて通勤、という苦痛から解放されて、気楽さに喜び感じていたのではないでしょうか。しかし、テレワークが長くなると、「自宅では、やる気が出ない」「家族がいて仕事しにくい」「集中できない」と、自宅の環境に不満を感じている人も多いようです。

 

自宅でのテレワークで、やる気が出ない人や集中力が続かない人は、仕事がはかどる環境づくりが大切ですね。それでは、環境づくりのポイントを紹介します。

 

・部屋やデスク周りをきれいに片付ける

 

自宅での作業に集中したいのなら、まず、部屋とデスクの周りをきれいに片付けることから始めましょう。散らかった環境では、集中力や認知能力が落ちてしまいます。乱雑な状態が視界に入ると、「コルチゾール」というストレスホルモンの分泌が促進され、精神的に不安定な状態になります。そして、元気が出なかったり、イライラしたり、うつ状態になったりすることもあります。

 

また、散らかっていたら、必要なものがどこにあるのかわからなくなり、無駄な時間を費やしてしまうこともあります。そういうことで自宅でも、仕事をする部屋やデスク周りは、きちんと整理整頓するように心がけましょう。

 

・デスクの位置に気をつける

 

作業をする時のデスクの位置は、集中力や作業効率に影響があると言われています。貴方は、どこにデスクを置いていますか?「壁にくっつけて設置している」という方も珍しくありません。どうでしょうか?しかし、すぐ近くに壁があると圧迫感により、集中力を低下させてしまうそうです。

 

また、自分の後ろに扉があるような配置も良くありません。これは、「誰かが入ってくるかもしれない」という不安な気持ちになり、落ち着いて仕事ができなくなります。デスクの背後は、壁になるように配置しましょう。

 

・椅子の座り心地を重視する

 

在宅ワークでは、1日のほとんどの時間を椅子に座って過ごすことになります。そういうことで椅子は、体にずっと密着した状態なので、肉体的な負担や疲れに大きく関わります。特に、リビングやダイニングの椅子で作業をしている人は、気をつけてくださいね。硬い椅子や、逆に、ふわふわして不安定な椅子に長時間座っていると、徐々に疲れがたまって、肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。

 

在宅ワークで長時間椅子に座る人は、オフィスで使っているような椅子を用意することをおすすめします。新しく購入する場合は、できれば1万円以上する高品質のもので、とは言っても実際に毎日座ってみて座り心地を自分で確かめてから選びましょう。安い椅子を選ぶと、体が痛くなったり疲れやすくなったりして、集中力も下がってしまいます。

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