生活習慣を改善して集中力を高める

自宅でテレワークをしていると、朝早く起きて会社へ行く準備をしなくても良いです。夜遅くまでお酒を飲んでいても良い、という考えになりかちです。

 

しかし、寝不足で日中眠気に襲われたり、二日酔いで不快な症状があったりしては、やる気が出ないです。仕事に全く集中しようがないでしょう。そんな日が、何日も続いているようでは、仕事に支障が出てしまいます。自宅で仕事をするにしても、生活習慣を整えることがポイントです。

 

テレワークでやる気が出ないで悩んでいる人は、生活習慣が乱れていると診断されるかもしれません。一度、自分の生活を見直して、ここで紹介することを参考にして、改善していきましょう。

 

・運動を適度に行う

 

適度な運動をすると、血行が良くなるので、脳の働きが活発になります。特に、朝、ジョギングや水泳などの有酸素運動を20分〜30分行うと、脳の活性化に効果的です。

 

「朝からジョギングや水泳はちょっときつい」という人は、普段よりも少し早歩きで歩いたり、階段の上り下りをしたり、普段の生活の中でも、できるだけ体を使用するようにすると良いかもしれません。30分程度の散歩でも、気分転換になって集中力アップにつながります。

 

・栄養バランスの整った食生活

 

栄養バランスが考えられた食生活は、健康を維持できるだけでなく、集中力アップにもつながります。「3食しっかり食べる」「よく噛んでゆっくり食べる」「腹八分目に抑える」「食事の時間を決めておく」といったことを意識して、規則正しい食生活を心がけましょう。

 

食べたものは、体の中でエネルギーに変わるので、朝食、昼食、夕食のどこかを抜くと、燃料切れになることがあります。特に、朝食と集中力は大きく関わっているので、朝食はしっかり食べましょう。

 

・睡眠を十分に取る

 

睡眠は集中力に関わるだけでなく、1日の体調にも影響を与えます。一般的に、私たちの睡眠時間は、毎日7〜8時間必要だとされています。しかし、布団やベッドに入ってから、スマホで動画を見たりゲームをしたりしてはいけません。

 

パソコンやスマホの画面からは、ブルーライトが放出されており、睡眠の質を低下させます。そして、翌日、集中力や脳の働きを低下させてしまうのです。そのため布団やベッドに入る2時間前には、パソコンやスマホを触らないようにし、睡眠時間を毎日7〜8時間確保しましょう。

 

また、「睡眠のゴールデンタイム」と称される午後10時〜午前2時の間に寝ていると、成長ホルモンが多く分泌されるので、疲労を回復したり肌の再生を促したりする効果も期待可能なのです。